(光響製)PM型モード同期Erファイバーレーザーキット(波長1.5 μm)
- 製品名(光響製)PM型モード同期
Erファイバーレーザーキット - 型番FL-MLEr-kit-PM
- 価格¥980,000(税抜き)※1
- 納期1週間〜2ヶ月
※1 LDなし お問い合わせ
さらに、キット形式を採用することで自由度を高くしているため、研究が発展した際にも必要に応じて構成を組み替えることが可能です。
特長
自社製品との比較
本製品 PM型モード同期Erファイバーレーザーキット |
モード同期Erファイバーレーザーキット | |
---|---|---|
中心波長 | 1.5 μm | 1.5 μm |
パルス幅 | 380 fs(典型値) | 数100 fs〜数ps(調整可能) |
平均出力 | 1 mW(典型値) *別途アンプキット有り |
数 mW〜数10 mW(調整可能) *別途アンプキット有り |
構成ファイバー | 偏波保持(PM)ファイバー | 非偏波保持(non-PM)ファイバー |
出力タイプ | ファイバー出力(直線偏光) | 空間出力(直線偏光) |
モード同期方式 | Figure-8(NALM) | 非線形偏波回転(NPR) |
自作 | 可能(*偏波保持対応の融着機が必要) | 可能(*融着機が必要) |
価格 | お問い合わせ | 46万円(税抜き) |
構成
- 本キットには「光学部品一式」及び「半導体レーザー」が含まれています。
- 本キットは、モード同期法として非線形光学ループミラーを採用しています。
- 「非相反位相シフタ(Non-reciprocal Phase Shifter: NPS)」を挿入しているため、簡単にモード同期が掛かります。
- 「非相反位相シフタ」は、単独(単品)でも販売しております。
仕様
仕様例
- 中心波長:1.5 μm
- 光出力:1 mW
- パルス幅:380 fs
- 繰返し周波数:34 MHz
- 偏光:直線偏光
- 出力方法:ファイバー出力
*仕様は、組み上げる際の光学部品のアライメントや、ファイバーの長さなどによって変化します。
アプリケーション例
- 光通信
- 光計測
- 大気汚染計測
- セキュリティー
- 非線形周波数変換
- 距離計測(Lidar, Range finder)
- 3Dスキャニング
- 光周波数コム
備考
*半導体レーザーの電源は含まれておりません。
*光学ブレッドボードは含まれておりません。
*キットの分割相談はご遠慮ください。
*偏波保持対応の融着機をお持ちでない方はご遠慮ください。
*より安く入手したい場合はモード同期Erファイバーレーザーキットをご利用ください
*より高強度を得たい場合はファイバーアンプキットと合わせてご利用いただけます。
*中心波長が「1.0 μm型」、「0.9 μm型」のモード同期ファイバーレーザーキットもあります。
*非相反位相シフタ(Non-reciprocal Phase Shifter: NPS)の価格と納期はお問い合わせください。
オプション(別売り)
モード同期レーザー発振に必要なアイテム
大電流用14ピンバタフライ型LD電源
電流コントローラー、温度コントローラー、LDホルダーを1つに纏めたオールインワンタイプのLD電源です。
¥245,000 (税抜き)
大電流用14ピンバタフライ型LD電源キット(液晶ディスプレイ付)
液晶ディスプレイが付いたコンパクトなLD電源キットです。
¥159,500 (税抜き)
励起用のレーザー光とキットから出力されるレーザー光は目に見えません。レーザー光を確認する為には、専用のビュワーカードが必要です。
::IRセンサー(ビュワー)カードの解説
¥9,800(税抜き)
→100枚以上ご下命の場合、15%割引にてご提供致します
モード同期レーザー発振を確認するために必要なアイテム
オシロスコープに繋げてパルス列を観察することで、モード同期が掛かっている様子を確認することができます。
::フォトディテクターの解説
ET-3000A
お問い合わせください
推奨アイテム
その他のアイテム
ファイバーレーザーについて体系的に学ぶことができます。
ISBN-10: 4902312476
–
製品の販売実績
アカデミック
- 光産業創成大学院大学
- 分子科学研究所
- 理化学研究所
- 大阪大学
- 電気通信大学
- 東京大学
- 名古屋大学
企業
- 溶接制御装置メーカー
関連製品
モード同期ErファイバーレーザーSHGキット【生産終了】
モード同期ErファイバーレーザーSHGキットとは
モード同期ErファイバーレーザーSHGキットは、フェムト秒Erファイバーレーザーの2倍波(半分の波長の光)を出すことができる実験キットです。フェムト秒Erファイバーレーザーの波長が1560nmの場合は、波長780nmのフェムト秒レーザーを出すことができます。
「モード同期Erファイバーレーザーキット」と「2倍波生成キット」の組み合わせ構成例
(※写真のような組立も請け負っております)
モード同期ErファイバーレーザーSHGキットの構成要素
- モード同期Erファイバーレーザーキット(波長1.5 μm)
- フェムト秒Erファイバーレーザー用PPMgSLN素子
- PPMgSLN素子専用マウント+TECモジュール
- TECモジュール用温度コントローラ
1. フェムト秒Erファイバーレーザー用PPMgSLN素子
フェムト秒Erファイバーレーザー用PPMgSLN素子は、フェムト秒Erファイバーレーザーのスペック(パルス幅やスペクトル幅)に応じて、レーザーを入射させる位置を変えることによって、相互作用長L を0.2 mm, 0.4 mm, 0.6 mm, 0.8 mm, 1.0 mm, 1.2 mm, 1.4 mmから選べるように構成しております。
参考までに、フェムト秒Erファイバーレーザーのスペクトル幅が10 nm の時はL = 1.2 mmが適しています。
- 素子全体サイズ:10 mm × 1.5 mm × 0.5 mm
- 各素子サイズ:0.5 mm × L mm × 0.5 mm
- SHG変換効率:20〜50 %
- 基板材質:MgO doped stoichiometric LiNbO3
- ARコート:765~805 nm, 1530~1610 nm
- 位相整合 分極反転周期:位相整合波長を元に下記の表から分極反転周期を選ぶ(例:中心波長1550 nmの場合は、分極反転周期19.3 μmを選択し、温度は約48℃に設定する)
2. PPMgSLN素子専用マウント+TECモジュール
PPMgSLN素子のサイズが小さいため、短い焦点距離のレンズが設置しやすい構造になっております。
3. TECモジュール用温度コントローラ
PPMgSLN素子の温度によってSHG変換効率が変わりますので、温度コントローラが必要になります。
Controller Specification
Temp Set Renge | L:30 – 70℃、H:60 – 99.99℃ |
---|---|
Control Accuracy | 1/100 ℃ |
Unit Number | 1ch |
TEC(Volt、Current) | Max 12V、1.5A |
Thrmistor | 10 kΩ(@25℃) B= 3480 |
Supply Voltage | AC 90 – 240V |
Size | 160(W) x 230 (D) x 66(t) mm |
価格
製品名:モード同期ErファイバーレーザーSHGキット
型番:FL-MLEr-SHG-kit
価格:¥3,500,000(税抜き)
納期:3〜4週間
※「モード同期Erファイバーレーザーキット」と「2倍波生成キット」の組立も請け負っておりますので、遠慮なくお問い合わせください。
1mJナノ秒パルスファイバーレーザー【生産終了】
本製品は、微細加工の高速化を実現する新たな加工用レーザーで、以下の特徴があります。
(製品特徴)
- 各種加工の高速化
マーキング
トリミング
ドリリング
ウエルデイング
カッテイング他 - 小型空冷タイプ
- ファイバー伝送
- コリメートアウトプットビーム
(用途)
- 溝加工
- 金属内面加工
- ドリリング
仕様 | |
---|---|
波長 | 1064 nm |
レーザー出力 | 100 W |
繰返周波数 | 100 kHz |
パルスエネルギー | 1 mJ |
パルス幅 | 140 ns |
偏光 | ランダム |
ビーム品質 | M2 < 2 |
(製品図面)
(加工のイメージ)
ピコ秒パルス幅可変ファイバーレーザー発振器【生産終了】
ピコ秒パルス幅可変ファイバーレーザー発振器
本製品は、ピコ秒〜ナノ秒のギャップを埋める新たな加工用レーザーで、以下の特長があります。
特長
- パルス幅:60 ps 〜 1000 ps可変
- 繰返周波数:100 kHz〜1000 kHz
- 平均出力:10 W以上
用途
- 表層除去:基材に対して熱影響による変色変形を抑えた表層除去
- マーキング:ドット粗密による色調表現及び微小加工
- 樹脂切断:樹脂や薄膜の熱影響による変色を抑えた切断加工
仕様
仕様 | |
---|---|
中心波長 | 1050 nm(typ) |
パルス幅 | 60 ps~1000 ps可変 |
繰返周波数 | 100 kHz~1000 kHz |
平均出力 | 10 W以上 |
レーザークラス | クラス4 |
発振器寸法 | 460 × 482 × 177 mm |
ヘッド寸法 | 246 × 38 × 45 mm |
製品図面
加工事例
偏波保持型モード同期Ybファイバーレーザーキット
各コンポーネントがモジュール化された、1030 nm帯ピコ秒ファイバーレーザーキットです。
全てのファイバーにコネクターがついているため、融着機を使用せずに簡単に構築できます。
また、簡単に系の組み替えが出来るため、各コンポーネントの機能を確認する事が出来ます。基礎実験やファイバーレーザーの学習に最適なキットです。
::超短パルスレーザーの解説
::ファイバーレーザーの解説
特徴
下記のような機能を実現できます。
- SAMを使用したパッシブモードロックピコ秒ファイバーレーザー
- ピコ秒発振器とファイバーアンプの組み合わせ
- 1030 nm帯CWレーザー発振
- 広帯域ASE光の出射
構成と仕様
構成
モード同期偏波保持Ybファイバーレーザーキットには
- 光学部品一式
- 半導体レーザー
- 半導体レーザーのドライバー
- 保管用ケース
が含まれています。
下図はWDMカプラーが共振器外に設置されたピコ秒発振構成の構成図です。
PHS:Passive heat sink
SAM:Saturable absorber mirror
Yb:Yb添加ファイバー
WDM:WDMカプラー
FBG:ファイバーブラッググレーティング
PM:パワーメーター(付属しません)
PD:フォトダイオード(付属しません)
M:オシロスコープ(付属しません)
モード同期偏波保持Ybファイバーレーザーキットの構成例
仕様例
パルス幅:数 ps
中心波長:1029 nm
平均出力:9 mW
繰返し:92 MHz
出力光のパルス列
得られたレーザーの出力とスペクトル
アプリケーション例
- マルチフォトン顕微鏡
- 光コヒーレンストモグラフィ
- 非線形分光
- THz波発生
- 材料特性評価
- ファイバーレーザーの理論教育・研修
価格と納期
製品名:偏波保持型モード同期Ybファイバーレーザーキット
型番:FL-PM-MLYb-kit
価格:¥1,380,000(税抜き)
納期:約1ヶ月
*中心波長が「1.5 μm型」、「0.9 μm型」のモード同期ファイバーレーザーキットもあります。
*より高強度を得たい場合はファイバーアンプキットと合わせてご利用いただけます。
オプション
必ず必要な装置
分光器もしくはスペクトルアナライザー
モードロックの確認、レーザー光のスペクトルの測定に使用します。
モードロックの確認は、フォトディテクター・オシロスコープでも代用可能です。
::光スペクトルの測定方法
::分光器の解説
製品:CCS175/M
価格:約26万円(ソーラボ)
*上記製品の仕様上の対応波長は1000 nmですが、CCDカメラの感度が1100 nmまであるためモードロックの確認に使用できます(実証済み)。正確な波長の測定を保証するものではありません。
ビュワーカード
励起用のレーザー光とキットから出力されるレーザー光は目に見えません。レーザー光を確認するためには、専用のビュワーカードが必要です。
::ビュワーカードの解説
製品:VRC2(ソーラボ)
価格:約1万円
必須ではないがあった方がいいもの
パワーメータ
レーザー光のパワーを測定するための装置です。キットを組み上げる際に、レーザー光が効率よくガイドされているか確認できます。
::パワーメータの解説
製品:PM121D(ソーラボ)
価格:約17万円
レーザー光の測定に用いる装置
フォトディテクター・オシロスコープ
レーザー光の強度を測定することができます。また、パルス列を観察することでモードロックがかかったかどうかの確認に使用します。
::フォトディテクターの解説
::オシロスコープの解説
・フォトディテクター
製品:DET10N/M(ソーラボ)
価格:約6.4万円
・オシロスコープ
製品:Picoscope6404C(Pico Technology Limited)
価格:約67万円
FROG
レーザー光のパルス幅に加えて、位相も同時に測定することができます。
::FROGの解説
製品:8-50-ECO(Swamp Optics)
価格:約120万円
その他の実験キット
偏波保持型モード同期Ybファイバーレーザーキット
各コンポーネントがモジュール化された、1030 nm帯ピコ秒ファイバーレーザーキットです。
全てのファイバーにコネクターがついているため、融着機を使用せずに簡単に構築できます。
また、簡単に系の組み替えが出来るため、各コンポーネントの機能を確認する事が出来ます。基礎実験やファイバーレーザーの学習に最適なキットです。
::超短パルスレーザーの解説
::ファイバーレーザーの解説
特徴
下記のような機能を実現できます。
- SAMを使用したパッシブモードロックピコ秒ファイバーレーザー
- ピコ秒発振器とファイバーアンプの組み合わせ
- 1030 nm帯CWレーザー発振
- 広帯域ASE光の出射
構成と仕様
構成
モード同期偏波保持Ybファイバーレーザーキットには
- 光学部品一式
- 半導体レーザー
- 半導体レーザーのドライバー
- 保管用ケース
が含まれています。
下図はWDMカプラーが共振器外に設置されたピコ秒発振構成の構成図です。
PHS:Passive heat sink
SAM:Saturable absorber mirror
Yb:Yb添加ファイバー
WDM:WDMカプラー
FBG:ファイバーブラッググレーティング
PM:パワーメーター(付属しません)
PD:フォトダイオード(付属しません)
M:オシロスコープ(付属しません)
モード同期偏波保持Ybファイバーレーザーキットの構成例
仕様例
パルス幅:数 ps
中心波長:1029 nm
平均出力:9 mW
繰返し:92 MHz
出力光のパルス列
得られたレーザーの出力とスペクトル
アプリケーション例
- マルチフォトン顕微鏡
- 光コヒーレンストモグラフィ
- 非線形分光
- THz波発生
- 材料特性評価
- ファイバーレーザーの理論教育・研修
価格と納期
製品名:偏波保持型モード同期Ybファイバーレーザーキット
型番:FL-PM-MLYb-kit
価格:¥1,380,000(税抜き)
納期:約1ヶ月
*中心波長が「1.5 μm型」、「0.9 μm型」のモード同期ファイバーレーザーキットもあります。
*より高強度を得たい場合はファイバーアンプキットと合わせてご利用いただけます。
オプション
必ず必要な装置
分光器もしくはスペクトルアナライザー
モードロックの確認、レーザー光のスペクトルの測定に使用します。
モードロックの確認は、フォトディテクター・オシロスコープでも代用可能です。
::光スペクトルの測定方法
::分光器の解説
製品:CCS175/M
価格:約26万円(ソーラボ)
*上記製品の仕様上の対応波長は1000 nmですが、CCDカメラの感度が1100 nmまであるためモードロックの確認に使用できます(実証済み)。正確な波長の測定を保証するものではありません。
ビュワーカード
励起用のレーザー光とキットから出力されるレーザー光は目に見えません。レーザー光を確認するためには、専用のビュワーカードが必要です。
::ビュワーカードの解説
製品:VRC2(ソーラボ)
価格:約1万円
必須ではないがあった方がいいもの
パワーメータ
レーザー光のパワーを測定するための装置です。キットを組み上げる際に、レーザー光が効率よくガイドされているか確認できます。
::パワーメータの解説
製品:PM121D(ソーラボ)
価格:約17万円
レーザー光の測定に用いる装置
フォトディテクター・オシロスコープ
レーザー光の強度を測定することができます。また、パルス列を観察することでモードロックがかかったかどうかの確認に使用します。
::フォトディテクターの解説
::オシロスコープの解説
・フォトディテクター
製品:DET10N/M(ソーラボ)
価格:約6.4万円
・オシロスコープ
製品:Picoscope6404C(Pico Technology Limited)
価格:約67万円
FROG
レーザー光のパルス幅に加えて、位相も同時に測定することができます。
::FROGの解説
製品:8-50-ECO(Swamp Optics)
価格:約120万円
(光響製)モード同期Ndファイバーレーザーキット
- 製品名(光響製)モード同期
Ndファイバーレーザーキット - 型番FL-MLNd-kit
- 価格¥3,100,000(税抜き)
- 納期1週間〜2ヶ月
※ LD電源、ブレッドボード、筐体はオプション
必要な光学部品が全て揃っており、面倒な部品選定の手間を省く事ができます。また、自分で構築していくことでレーザー光源開発のノウハウを簡単に蓄積できます。
さらに、キット形式を採用することで自由度を高くしているため、研究が発展した際にも必要に応じて構成を組み替えることが可能です。
構成
本キットには下記の内容が含まれています。
- 光学部品一式
- 半導体レーザー
本キットは、モード同期法として非線形偏波回転を採用しています。また、実績のある素子を選出し、レーザービームが各種光学素子を通るように高さを調整済みです。
仕様
仕様例
- 中心波長:920 nm
- 出力:10 mW
- パルス幅:数100 fs〜数ps
- スペクトル幅:数nm
- 繰返し周波数:80 MHz(典型値)
- 出力方法:空間出力
*仕様は、組み上げる際の光学部品のアライメントや、ファイバーの長さなどによって変化します。
アプリケーション例
- 微細加工
- 蛍光観察
- 光ピンセット
- 非線形周波数変換
製品の販売実績
- 東京理科大学
備考
*半導体レーザーの電源は含まれておりません。
*光学ブレッドボードは含まれておりません。
*融着機をお持ちでない方はご相談ください。
*より高強度を得たい場合はファイバーアンプキットと合わせてご利用いただけます。
*中心波長が「1.0 μm型」、「1.5 μm型」のモード同期ファイバーレーザーキットもあります。
オプション(別売り)
モード同期レーザー発振に必要なアイテム
大電流用14ピンバタフライ型LD電源
電流コントローラー、温度コントローラー、LDホルダーを1つに纏めたオールインワンタイプのLD電源です。
¥245,000 (税抜き)
大電流用14ピンバタフライ型LD電源キット(液晶ディスプレイ付)
液晶ディスプレイが付いたコンパクトなLD電源キットです。
¥159,500 (税抜き)
光学製品を配置・固定するために用います。光学定盤をお持ちでない場合は必要です。 素材:アルミニウム(黒アルマイト) サイズ:450 x 600 x 12.7 mm
OTSB456-1
約 ¥56,000(税抜き)
光学製品を防塵するために用います。
サイズ:375 x 525 x 300 mm
約 ¥30,000(税抜き)
励起用のレーザー光とキットから出力されるレーザー光は目に見えません。レーザー光を確認する為には、専用のビュワーカードが必要です。
::IRセンサー(ビュワー)カードの解説
¥9,800(税抜き)
→100枚以上ご下命の場合、15%割引にてご提供致します
関連製品
(光響製)モード同期Erファイバーレーザーキット
- 製品名(光響製)モード同期
Erファイバーレーザーキット - 型番FL-MLEr-kit
- 価格¥460,000(税抜き)
- 納期1週間〜2ヶ月
*キットの分割相談はご遠慮ください。
必要な光学部品が全て揃っているため、面倒な部品選定の手間を省く事ができます。また、自分で構築していくことでレーザー光源開発のノウハウを簡単に蓄積できます。
さらに、キット形式を採用することで自由度を高くしているため、研究が発展した際にも必要に応じて構成を組み替えることが可能です。
特長
他社製品との比較
モード同期Erファイバーレーザーキット | 従来製品(典型値) | |
---|---|---|
パルス幅 | 数100 fs〜数ps(調整可能) | 数100 fs〜数ps(固定) |
中心波長 | 1.5 μm | 1.5 μm |
平均出力 | 数 mW〜10 mW *別途アンプキット有り |
数 mW〜数10 mW(固定) *アンプ付きも有り |
繰り返し周波数 | 数10 MHz〜100 MHz(調整可能) | 数10 MHz〜100 MHz(固定) |
自作 | 可能 | 不可 |
価格 | 明記(46万円) | 不明記(〜1,000万円) |
構成
本キットには下記の内容が含まれています。
- 光学部品一式
- 半導体レーザー
*半導体レーザーの電源と光学ブレッドボードは含まれておりません。オプションをご覧ください。
*融着機をお持ちでない方はご相談ください。
仕様
仕様例
- 中心波長:1.5 μm
- 出力:数 mW〜10 mW
- パルス幅:数100 fs〜数ps
- 繰返し周波数:45 MHz(典型値)
- 偏光:直線偏光(垂直方向)
- 出力方法:空間出力
*本キットは、モード同期法として非線形偏波回転を採用しています。
*仕様は、組み上げる際の光学部品のアライメントや、ファイバーの長さなどによって変化します。
アプリケーション例
- 光通信
- 光計測
- 大気汚染計測
- セキュリティー
- 非線形周波数変換
- 距離計測(Lidar, Range finder)
- 3Dスキャニング
オプション(別売り)
必須アイテム
::半導体レーザーを取り扱う際の注意事項
大電流用14ピンバタフライ型LD電源
電流コントローラー、温度コントローラー、LDホルダーを1つに纏めたオールインワンタイプのLD電源です。
¥245,000 (税抜き)
大電流用14ピンバタフライ型LD電源キット(液晶ディスプレイ付)
液晶ディスプレイが付いたコンパクトなLD電源キットです。
¥159,500 (税抜き)
LD電源をブレッドボードに固定させるためのペデスタル・クランプ 各4個セット
約 ¥24,000(税抜き)
光学製品を配置・固定するために用います。光学定盤をお持ちでない場合は必要です。 素材:アルミニウム(黒アルマイト) サイズ:450 x 600 x 12.7 mm
OTSB456-1
約 ¥56,000(税抜き)
励起用のレーザー光とキットから出力されるレーザー光は目に見えません。レーザー光を確認する為には、専用のビュワーカードが必要です。
::IRセンサー(ビュワー)カードの解説
¥9,800(税抜き)
→100枚以上ご下命の場合、15%割引にてご提供致します
その他のアイテム
製品の販売実績
アカデミック
- 静岡大学
- 北海道大学
- 新潟大学
- 千葉大学
- 東京大学
- 山梨大学
- 早稲田大学
- 豊橋技術科学大学
- 京都大学
- 中部大学
- 横浜国立大学
- 千葉工業大学
- 慶應義塾大学
- 海外大学(米国)
- 海外大学(台湾)
- 情報通信研究機構
- 分子科学研究所
- 筑波大学
企業
- 光学機器メーカー
- 工作機械商社
- 医療器具商社
- 電子機器メーカー(台湾)
即日、短納期で購入可能な製品
関連製品
(光響製)モード同期Ybファイバーレーザーキット
- 製品名(光響製)モード同期
Ybファイバーレーザーキット - 型番FL-MLYb-kit
- 価格¥980,000(税抜き)※1
- 納期1週間〜2ヶ月
※1 LDなし ¥880,000(税抜き)
超短パルスレーザー(フェムト秒レーザー・ピコ秒レーザー)は完成品を購入すると数百万円から1千万円しますが、このモード同期Ybファイバーレーザーキットを用いれば98万円 (税抜き) でフェムト秒レーザー及びピコ秒レーザーを構築することができます。
マニュアルを見ながら模型感覚で組み立てることができるため、レーザー光源の開発ノウハウを簡単に習得することができます。
*完全製品もお安く取り扱っておりますのでご相談ください。
開発秘話
大学研究室や企業の新入生が、プラモデル感覚で「ファイバーレーザー」、「モード同期」、「フェムト秒レーザー」を学べるおもちゃがあれば面白いと思ったために開発しました。「電気の基礎が楽しく学べるアナログ電子回路作製キット:学研電子ブロック」のような「レーザーの基礎が楽しく学べるレーザー発振器作製キット」です。本実験キットが「超短パルスレーザー分野の発展」、「レーザー業界の発展」、「光産業の発展」に寄与できることを願っています。
ヒストリー
- 2004年 ファイバーレーザーは光通信帯である波長1.5um帯が中心であったため、波長1.0um帯のファイバーレーザー用光学素子は市販品がほとんどない状況でした。Yb添加ファイバー、アイソレーター、ファイバーコリメータを揃えるにも大変苦労し、何を使えば良いのか、何が適しているのか、手探り状態でした。米国の学会では発表されていたものの、日本の学会ではまだ発表がされていないもので、波長1.0um帯でモード同期ファイバーレーザー発振に成功するために約1年掛かりました。モード同期が初めて掛かったときは大変嬉しかったのを覚えています。
- 2011年 ある会社様との協業により「モード同期Ybファイバーレーザー実験キット」の開発に成功しました。当時、モード同期Ybファイバー製品は1,000万円クラスと大変高価なものでした。我々はマーケットを拡大させるためにも実験キットの価格は約100万円としました。
- 2014年3月末 理化学研究所や日本原子力研究開発機構等の独立行政法人、東京大学や京都大学などの大学のみならず、大企業からベンチャー企業まで、数多くのお客様へ納品させて頂きました。我々が知る限りでは購入者のモード同期達成率は100%となっております。
- 2016年1月末 これまで30台、最近では1ヶ月に1台、フェムト秒レーザー(モード同期ファイバーレーザーキット)が世に出るようになりました。お使い頂いているアプリケーションも多種多様で、フェムト秒レーザーの市場拡大に寄与できているという実感を抱いております。
- 2019年11月末 累積販売台数は300台以上になりました。
構成
モード同期Ybファイバーレーザーキットには下記が含まれております。
- 光学部品一式
- 半導体レーザー(LD)(※LDなしにすることもできます)
- 組み立てマニュアル
仕様
仕様例1
ソリトンパルスモード同期の場合(最下に記載 ∨)
- パルス幅:670 fs
- 中心波長:1040 nm
- スペクトル幅:8.0 nm
- 平均出力:10 mW
- 繰返し周波数:40 MHz
- エネルギー:0.25 nJ
- ピーク強度:370 W
仕様例2
ストレッチパルスモード同期の場合(最下に記載 ∨)
- パルス幅 : 1 ps (※外部にて1.0 um帯透過型パルスコンプレッサーキットを用いた場合:62 fs)
- 中心波長 : 1035 nm
- スペクトル幅 : 55 nm
- 平均出力 : 100 mW
- 繰返し周波数 : 45 MHz
- エネルギー:2.2 nJ
- ピーク強度:2.2 kW(パルス圧縮後32 kW)
*広帯域アイソレーターオプションを用いた場合(その他アイテムにて記載 ∨)
仕様例3
- パルス幅 : サブps
- 中心波長 : 1055 nm(1030 ~ 1060 nm可変)
- スペクトル幅 : 25 nm
- 平均出力 : 50 mW
- 繰返し周波数 : 40 MHz
- エネルギー:1.2 nJ
- ピーク強度:数 kW
*広帯域アイソレーターオプションを用いた場合(その他アイテムにて記載 ∨)
アプリケーション例
本キットと同様の構成のモード同期ファイバーレーザーが使用されている論文をご紹介いたします。お客様によっては本実験キットをレーザー顕微鏡用やOCT用、加工用やTHz用のレーザー光源としてカスタムされているケースもございます。本キットを用いた研究結果が世界トップレベルの論文誌であるNature Photonicsに掲載されております。
- “High-speed molecular spectral imaging of tissue with stimulated Raman scattering “, Nature Photonics 6, 845–851 (2012).
本キットを用いています。 - “Stimulated Raman hyperspectral imaging based on spectral filtering of broadband fiber laser pulses”, Optics Letters, Vol. 37, Issue 3, pp. 431-433 (2012).
- “Subharmonic Synchronization of Picosecond Yb Fiber Laser to Picosecond Ti:Sapphire Laser for Stimulated Raman Scattering Microscopy”, Jpn. J. Appl. Phys. 51 022702 (2012).
- “Stimulated Raman scattering microscope with shot noise limited sensitivity using subharmonically synchronized laser pulses”, Optics Express, Vol. 18, Issue 13, pp. 13708-13719 (2010).
- “Quasi-supercontinuum generation using 1.06μm ultrashort-pulse laser system for ultrahigh-resolution optical-coherence tomography”, Optics Letters, Vol. 35, Issue 21, pp. 3631-3633 (2010). ソリトン自己周波数シフトの様子
- “Temporal focusing microscopy using three-photon excitation fluorescence with a 92-fs Yb-fiber chirped pulse amplifier,” Biomed. Opt. Express, 8, 2796-2806 (2017).
備考
*半導体レーザー(LD)の電源は含まれておりません。オプションをご覧ください。
*融着機をお持ちでない方はご相談ください。
*キットの分割相談はご遠慮ください。
*より製品に近いキットをご要望の方は「小型モード同期Ybファイバーレーザーキット」をお勧めいたします。
*より高強度を得たい場合は「ファイバーアンプキット」や、「高パルスエネルギー型フェムト秒再生増幅器キット」と
合わせてご利用いただけます。
*中心波長が「1.5 μm型」、「0.9 μm型」のモード同期ファイバーレーザーキットもあります。
*完全製品も取り扱っておりますのでご相談ください。
製品の販売実績
アカデミック
- 北海道大学
- 光産業創成大学院大学
- 慶應義塾大学
- 京都大学
- 理化学研究所
- 東北大学
- 電気通信大学
- 福井大学
- 埼玉医科大学
- 東京大学
- 学習院大学
- 山梨大学
- 早稲田大学
- 立命館大学
- 千葉工業大学
- 東京理科大学
- 明治大学
- 筑波大学
- 大阪大学
- 大阪市立大学
- 神奈川大学
- 東京工業大学
- 千葉大学
- 宇都宮大学
- 筑波大学
- 海外大学(中国)
- 分子科学研究所
- 高エネルギー加速器研究機構
- 日本原子力研究開発機構
- 宇宙航空研究開発機構
企業
- 精密機器商社(末端:計測機器メーカー)
- 計測機器商社(末端:電子部品メーカー)
- 精密機器商社(末端:電気機器メーカー)
よくあるご質問及び弊社回答
温度、湿度、ファイバーの状態を一定にし、ファイバー内の偏光の変化を最小限にすることである程度の安定性は確保できます。方法としては下記を行います。1,筐体に組み込み、空気の擾乱を防ぐこと。
2,ファイバーを固定して、一定温度に保つこと。対策例:小型モード同期Ybファイバーレーザーキット長期的な安定性を持たせるためには、理論的には偏波保持ファイバーで構成することですが、弊社のオリジナル製品としては販売をしておりません。
その他のオプションの「波長可変用スリットセット」を使用することで1064nm発振が可能になり、1064nmに調整がしやすくなります。小型モード同期Ybファイバーレーザーキットは1040nmに最適化した製品ですので、本キット(モード同期Ybファイバーレーザーキット)の方が1064nmに調整がしやすいです。また、「1.0 um帯透過型パルスコンプレッサーキット」を使用することで数100fsに調整可能です。
本キットは非偏波保持ファイバー内における偏波回転を用いたモード同期法ですので、PMファイバーに置き換えるとモード同期を起こせなくなってしまいます。PM型は現在開発中です。
数100fsは100fs〜300fs程度、サブpsは600fs~1ps程度のイメージでwebに記載しております。
パルスコンプレッサーがなくても仕様例1のようにサブpsが出ることは確認しております。
他関連製品
3波長フェムト秒レーザー光源と精密加工ステージをプラットフォームとした超高精密レーザー加工機です。レーザー精密加工に必要なエッセンスの全てを装備し、各種工業材料へ最適なコールドアブレーション加工を行います。
オプション(別売り)
必須アイテム
大電流用14ピンバタフライ型LD電源キット(液晶ディスプレイ付)
液晶ディスプレイが付いたコンパクトなLD電源キットです。
::半導体レーザーを取り扱う際の注意事項
¥159,500 (税抜き)
LD電源をブレッドボードに固定させるためのペデスタル・クランプ 各4個セット
約 ¥24,000(税抜き)
光学製品を配置・固定するために用います。光学定盤をお持ちでない場合は必要です。 素材:アルミニウム(黒アルマイト) サイズ:450 x 600 x 12.7 mm
OTSB456-1
約 ¥56,000(税抜き)
励起用のレーザー光とキットから出力されるレーザー光は目に見えません。レーザー光を確認する為には、専用のビュワーカードが必要です。
::IRセンサー(ビュワー)カードの解説
¥9,800(税抜き)
→100枚以上ご下命の場合、15%割引にてご提供致します
推奨アイテム
付属の簡易組み立てマニュアルよりも詳しいマニュアルです。このマニュアルがあれば、モード同期が簡単に掛かります。以下の内容が記載されています。
- 組立て方法の詳細な解説
- 非線形偏波回転モード同期のかけ方
- モード同期がかけられなくなった際のトラブルシューティング
¥100,000 (税抜き)
モードロックの確認、レーザー光のスペクトルの測定に使用します。 モードロックの確認は、フォトディテクター・オシロスコープでも代用可能です。
::光スペクトルの測定方法
::分光器の解説
お問い合わせください
任意アイテム
オシロスコープに繋げてレーザー光の強度を測定することができます。パルス列を観察することでモードロックが掛かる様子を確認することができます。
::フォトディテクターの解説
ET-3000A
お問い合わせください
その他のアイテム
ファイバーレーザーについて体系的に学ぶことができます。
ISBN-10: 4902312476
–
波長1020 nm〜1090 nmまで手動で波長を変えることができます。
WT-SL-k
¥100,000(税抜き)
高分散ガラスを抜き差しすることで、パルス幅を微調することができます。角柱25 mm、各厚さ5, 10, 20, 40, 50, 100, 150 mmをご用意しております。
消耗品
LDパワーが強い時にアライメント作業を行うとQスイッチ動作が
起きやすくダメージを受ける場合があります。
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お問い合わせ下さい
その他のサービス
モード同期ファイバーレーザーが発振するところまでの組み立てを光響に任せることができます。
–
¥300,000(税抜き)
交通費等は別途費用がかかります。
即日、短納期で購入可能な製品
光響
FL-MLYb-kit
価格
- ¥980,000(税抜き)
- LDなし ¥880,000(税抜き)
1週間〜2ヶ月
モード同期とは
Yb添加シリカガラス光ファイバー
Ybファイバーの吸収断面積と誘導放出断面積を示します。詳細はこちら。
ソリトンパルスモード同期・ストレッチパルスモード同期
ソリトンパルスモード同期は、共振器内のトータルの分散が負(異常分散)のときに起こります。光ソリトン効果(分散効果によるパルス広がりと、自己位相変調(SPM)によるパルス圧縮が釣り合う効果)によってsech2関数の波形になります。そのためパルス品質は良いのですが、パルスエネルギーが制限されてしまいます。
ストレッチパルスモード同期は、共振器内のトータルの分散が正(正常分散)のときに起こります。パルスエネルギーが制限されにくく高出力化が可能でありますが、パルス圧縮後に台座(ペデスタル)成分が残りやすいのが特徴です。
関連製品