Avia 2 | Livox
Livox Avia 2は、1535 nmレーザーを採用した超長距離LiDARです。
最大カットオフレンジは1000 mで、広範囲を捉えるNormal Modeと長距離検知に適したFocus Modeを切り替えられます。小径のレーザースポットと雨・霧ノイズ除去機能により、複雑な環境下でも高解像度の3D点群を安定して取得できます。製品仕様、価格、納期についてはお問い合わせください。
- Livox 初の波長 1535 nm LiDAR
- 検知距離:
400 m@反射率5%(反射率10%の場合の約600 mに相当)(Normal Mode)
≥ 800 m(反射率10%)(Focus Mode) - 最大検知距離:
400 m(Normal Mode)
1000 m(Focus Mode) - FOV:
80° × 80°(Normal Mode)
15° × 15°(Focus Mode) - 測定精度および精密度:
測定精度 ≤ 5 cm、測定精密度 ≤ 4 cm @ 1σ(5〜400 m、FOV中心)
測定精度 ≤ 10 cm、測定精密度 ≤ 6 cm @ 1σ(400〜700 m、FOV中心) - 角度精度:≤ 0.02° @ 1σ

新製品
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超長距離 キロメートル範囲を検知
Avia 2は1535 nmレーザーを搭載し、集光性の高いエネルギーと小径のスポットによって検知距離を大幅に伸ばしています。Normal Modeでは反射率5%の対象物を400 m先まで検知でき、これは反射率10%の場合の約600 mに相当します。Focus Modeでは反射率10%の対象物を800 m先まで検知でき、最大カットオフレンジは1000 mです。1台で長距離をカバーできるため、設置台数や導入コストの削減につながります。
Normal Mode
- 検知距離:400 m@反射率5%
(反射率10%の場合の約600 mに相当) - 最大検知距離:400 m
- FOV:80° × 80°
- ポイントレート:350,000 ポイント/秒
Focus Mode
- 検知距離:≥ 800 m(反射率10%)
- 最大検知距離:1000 m
- FOV:15° × 15°
- ポイントレート:100,000 ポイント/秒
Precision / Reliability
- 5〜400 m(FOV中心):
測定精度 ≤ 5 cm
測定精密度 ≤ 4 cm @ 1σ - 400〜700 m(FOV中心):
測定精度 ≤ 10 cm
測定精密度 ≤ 6 cm @ 1σ - 角度精度:≤ 0.02° @ 1σ
ビームの拡散を抑え、長距離検知を実現
ビーム発散角は0.25 × 0.25 mradで、100 m先におけるスポット直径は理論上わずか2.5 cmです。遠方でもエネルギーを集中させやすく、電線や枝などの細い対象物を高精度に捉えます。また、粉じんや雨滴の間を通過しやすいためノイズを抑え、詳細な点群データの取得に貢献します。
雨と霧のノイズ除去アルゴリズム
Avia 2は、雨と霧によるノイズを除去する機能を搭載しています。高精度サンプリングによって雨滴などの干渉信号を識別し、異常なノイズを除去します。これにより点群データの利用性を高め、後段のデータ処理負荷を軽減し、さまざまな天候下での安定した運用を支援します。
デュアルFOVで多様なシナリオに対応
耐久性に優れたデザインと低メンテナンスコスト
Avia 2は、IP66の保護等級と-20℃〜65℃の動作温度範囲に対応し、高い信頼性と安定性を備えています。推定平均故障時間(MTTF)は62,500時間で、長期運用を想定した設計により、運用・保守コストの削減に貢献します。
非反復スキャンで高密度カバレッジを実現
ウェッジプリズムを用いた非反復スキャン方式により、スキャン軌道が重複しにくく、計測時間の経過とともに未スキャン領域が減少します。高いカバー率と精度を両立し、中距離から長距離にある小さな対象物の識別や、より精細なシーンモデリングに対応します。
多様な活用シナリオ
送電線の安全性
1台で最大1 kmの送電線区間をカバーでき、設置台数や運用コストの削減に貢献します。小径のレーザースポットによって電線、枝、クレーンアーム、ケーブルなどの細い対象物を捉え、非反復スキャンによる詳細な点群データで現場の状況を再現し、誤警報の低減を支援します。
沿線設備の維持管理
複雑な天候下でも、岩や枝などの小さな障害物を遠距離から検知できます。Normal Modeの80° × 80°の広角FOVは、トンネル入口両側の斜面や頭上の架線設備など、広い空間の監視に適しています。
バルク材の体積測定
石炭置き場や穀物倉庫など、粉じんが多く低照度の環境でも高SNRの信号を取得し、高品質な点群データを安定して出力します。1台で大型の資材山をカバーでき、在庫管理の自動化に活用できます。
スマートな水路
長距離性能によって広い水路を1台でカバーできます。非反復スキャンとセンチメートル級の測距性能により、船舶の航行中も一貫性の高い点群データを取得します。雨・霧ノイズ除去機能により、複雑な気象条件下での安定した運用も支援します。
備考
- 1535 nmレーザーは1550 nm(1.5 µm)帯のアイセーフ波長域に含まれ、1550 nmレーザーと同等の物理特性、クラス1のアイセーフ性能、長距離検知能力を備えています。
- Normal Modeでは反射率10%の対象物に対して最大600 m相当の検知能力がありますが、350,000ポイント/秒の安定出力を確保するため、飛行時間と測定レートのバランスを最適化し、カットオフレンジを400 mに設定しています。Focus Modeでは反射率10%で800 mまで検知でき、カットオフレンジは1000 mです。1000 mのカットオフレンジは反射率20%の対象物で測定されており、実際の用途では対象物の大きさに応じた十分な点群積分時間が必要です。数値は制御環境下での測定結果であり、環境や使用条件によって異なる場合があります。
- ビーム発散角は、実験室で赤外線カメラによりレーザースポットを取得し、試験距離を考慮して算出しています。100 m先のスポット直径は、この発散角から求めた理論値です。実際の性能は周囲温度や大気条件によって変動する場合があります。
- 62,500時間は、制御環境下で行った高温エージング試験の結果を基に、信頼性計算式と信頼水準を用いて算出した代表的なMTTF値であり、実際の連続稼働時間を示すものではありません。高温多湿や塩水噴霧による腐食などの過酷な環境で連続使用すると、製品寿命や検知範囲、信頼性が低下する可能性があります。
- 雨・霧ノイズ除去機能は、雨ノイズ除去と霧ノイズ除去の2機能で構成されています。雨ノイズ除去は小雨から普通の雨を対象とし、多くの雨滴ノイズを除去します。効果は環境によって異なります。霧、もや、雪、ひょうなどの条件では、環境に応じて機能を設定してください。
- 動作温度範囲は制御環境下で測定されています。実際の許容温度や動作状態は、換気や日射など現場の条件によって異なる場合があります。
- 設置・運用時は、1535 nm付近の強い外部レーザーをLiDARへ直接照射しないでください。また、Low-Eガラスやコーナーキューブリトロリフレクターなどの高反射対象物へ近距離で照射しないでください。高強度の光が受光部へ入り、内蔵センサーに恒久的な損傷を与えるおそれがあります。
波長1535 nm(1500 nm帯)のメリットとは?
1535 nmは、1550 nm付近と同じ1500 nm帯に属する波長です。眼安全性に配慮した設計と長距離計測を両立しやすく、測量やインフラ計測、遠距離監視などに活用されています。
- 長距離計測に適している
1535 nm/1550 nm帯は、眼安全基準に配慮しながら、長距離計測に必要なレーザー出力を確保しやすい波長です。遠方の地形や構造物を計測する用途に適しています。 - 反射光が弱い対象物を捉えやすい
送信光量を確保しやすいため、遠方の対象物や、材質・表面状態によって反射光が弱くなる対象物の計測にも有利です。実際の検知性能は、受光感度や走査方式など製品全体の設計にも左右されます。 - 眼安全性に配慮しやすい
1535 nm/1550 nm帯の光は、905 nm帯と比べて網膜まで届きにくい特性があります。そのため、眼安全性に配慮しながら長距離性能を高める設計に適しています。 - 広域測量やインフラ計測に活用しやすい
離れた位置から広範囲を計測しやすく、地形測量、森林調査、送電線・鉄塔・橋梁などのインフラ計測に適しています。対象物へ接近しにくい現場での計測にも活用できます。 - 細い対象物の把握にも活用できる
長距離性能に加えて、適切なビーム形状や走査性能を備えたLiDARでは、送電線やケーブルなどの細い対象物の把握にも活用できます。細線の検知性能は、波長だけでなく製品固有の設計や計測条件によって異なります。 - 905 nm帯のLiDAR光と分離しやすい
1535 nm/1550 nm帯は905 nm帯と波長が大きく異なるため、光学フィルターによって周囲の905 nm LiDAR光を分離しやすい特長があります。ただし、干渉の影響は、周囲の環境や機器構成によって異なります。

Avia 2 / Avia仕様比較
| モデル | Avia 2 | Avia |
|---|---|---|
| レーザー波長 | 1535 nm※1 | 905 nm |
| レーザーの安全性 | クラス1(IEC 60825-1:2014)(目の安全性) | クラス1(IEC 60825-1:2014)(目の安全性) |
| 検知距離(@100 klx) |
(Normal Mode) 400 m@反射率5% (反射率10%の場合の約600 mに相当) (Focus Mode) |
190 m@反射率10% 230 m@反射率20% 320 m@反射率80% |
| 検知距離(@0 klx) | ― |
190 m@反射率10% 260 m@反射率20% 450 m@反射率80% |
| 最大検知距離 |
Normal Mode:400 m Focus Mode:1000 m※2 |
450 m(@0 klx、反射率80%) |
| FOV |
(Normal Mode) 80° × 80° (Focus Mode) |
非反復走査:70.4°(水平)×77.2°(垂直) 反復走査:70.4°(水平)×4.5°(垂直) |
| ブラインドゾーン | 5 m(反射率80%) | ― |
| 測定精度および精密度 |
5〜400 m(FOV中心): 測定精度 ≤ 5 cm 測定精密度 ≤ 4 cm @ 1σ 400〜700 m(FOV中心): |
測定精密度:2 cm※1 (1σ @ 20 m) |
| 角度精度 | ≤ 0.02° @ 1σ | < 0.05° |
| レーザービーム発散 | 0.25 × 0.25 mrad※9 | 0.28°(垂直)×0.03°(水平) |
| ポイントレート |
Normal Mode:350,000 ポイント/秒 Focus Mode:100,000 ポイント/秒 |
240,000 ポイント/秒(ファーストリターンまたは最強リターン) 480,000 ポイント/秒(デュアルリターン) 720,000 ポイント/秒(トリプルリターン) |
| 点群データフォーマット | x/y/z/強度/タグ(デカルト座標) | ― |
| データ遅延 | ― | ≤ 2 ms |
| 誤警報率(@100 klx) | ≤ 0.01%※5 | < 0.0003%※2 |
| リターンモード | 最強リターン、ファーストリターン、デュアルリターン | ファーストリターン、最強リターン、デュアルリターン、トリプルリターン |
| IMU | 内蔵IMUモデル:ICM40609D | 内蔵IMUモデル:BMI088 |
| 動作温度 | -20℃〜65℃※6 | -20℃〜65℃ |
| IP保護等級 | IP66 | IP67※3 |
| MTTF | 62,500 hrs※10 | ― |
| 電力 |
(レギュラー温度) 起動電力:55 W 定常状態電力:50 W (低温・ファン非動作時) |
反復走査:9 W(起動時16 W) 非反復走査:8 W(起動時16 W)※4 |
| 電源電圧範囲 | 9〜27 V DC※8 |
10〜15 V DC Converter 2.0使用時:9〜30 V DC※5 |
| データポート | 100 Mbpsイーサネットポート | 100 Mbpsイーサネットポート |
| データ同期 | GPS(PPS+GPRMC)、PTP(IEEE 1588)、NTP | IEEE 1588-2008(PTPv2)、PPS、GPS(PPS+UTC) |
| ノイズ | ― | 40 cm全方向で< 45 dBA |
| サイズ |
ファンあり:146 × 113 × 139 mm(±0.5 mm) ファンなし:146 × 113 × 103 mm(±0.5 mm) |
91 × 61.2 × 64.8 mm |
| 重量 |
ファンあり:≤ 1.8 kg ファンなし:≤ 1.5 kg |
498 g(ケーブルを除く) |
| 注 |
※1. 1535 nmレーザーは1550 nm(1.5 µm)帯のアイセーフ波長域に含まれ、1550 nmレーザーと同等の物理特性、クラス1のアイセーフ性能、長距離検知能力を備えています。 ※2. 数値は制御環境下で測定したものです。結果は環境や実際の使用条件によって異なる場合があります。 ※3. LiDAR正面方向の検知範囲です。FOVは中心を基準に、Normal Modeでは各方向40°、Focus Modeでは各方向7.5°をカバーします。 ※4. 周囲温度25℃、ターゲット反射率80%、距離5〜90 mで、減衰器を使用して測定した結果です。試験条件によって異なる場合があります。 ※5. 25℃の試験環境で、0〜100 klxの迷光によって生じるノイズの誤警報率です。 ※6. 頻繁に再起動する用途で周囲温度が50℃を超える場合は、過熱リスクを避けるため、1回の連続動作を5分以内に抑えることが推奨されています。 ※7. 低温または高温環境では、Avia 2の消費電力が最大55 Wに達することがあります。電源容量を適切に選定してください。 ※8. 電源の出力電圧が常に9〜27 V DCの範囲内に収まるようにしてください。 ※9. ビーム発散角は実験室で測定したレーザースポットと試験距離から算出した値です。実際の性能は周囲温度や大気条件によって変動する場合があります。 ※10. 62,500時間は、制御環境下での高温エージング試験結果を基に算出された代表的なMTTF値であり、実際の連続稼働時間を示すものではありません。 |
※1. 周囲温度25℃、20 m先の反射率80%のターゲットを使用して測定した結果です。試験条件によって異なる場合があります。 ※2. 25℃の試験環境で、0〜100 klxの迷光によって生じるノイズの誤警報率です。 ※3. IP67はAvia本体に対する保護等級で、Livox Converter 2.0およびケーブルは含みません。 ※4. 起動時の電力は、特に低温環境において代表値を大きく上回る場合があります。詳細はユーザーマニュアルをご確認ください。 ※5. 電源の出力電圧が常に指定範囲内に収まるようにしてください。 |
Avia 2用オプション
Avia 2ケーブル
正式発表前のため、ケーブル長、コネクター仕様、同梱物、価格、販売開始時期については、正式発表後に更新予定です。
正式な同梱物については、メーカー情報公開後に更新します。
電源関連仕様
- 電源電圧:9〜27 V DC
- 電力:起動時 55 W
安定時50 W(周囲温度25℃)








