ビームプロファイラ Q&A vol.5

LHBの空間分解能と測定誤算について

  • 空間分解能とは、ビームプロファイラのセンサーが、レーザーの空間的な強度分布をどれだけ細かく測定できるかを示す指標となります。
    ビームプロファイラを選定する際には、測定対象となるレーザービームの特性に合わせて、適切な空間分解能を持つ機種を選択することが重要となります。
  • LHBの空間分解能

    LHBの空間分解能は以下になります。ビーム径が、空間分解能の6~10倍以上あれば、問題なく測定が可能です。推奨は空間分解能の10倍以上のビーム径です。

    型式 空間分解能
    LHB-25 50μm
    LHB-50 100μm
    LHB-100 200μm
    LHB-200 400μm
    LHB-800 1200μm

    LHBシリーズの空間分解能xと測定誤算の関係(代表例)

    実ビーム径 観測ビーム径(誤差%)
    x μm 1.41*x μm (+41%)
    2*x μm 2.34*x μm (+12%)
    3*x μm 3.16*x μm (+5.4%)
    5*x μm 5.10*x μm (+2.0%)
    10*x μm 10.05*x μm (+0.5%)