レーザービームプロファイラのQ&A

レーザービームプロファイラにまつわる様々な質問をまとめています。

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  • LHBシリーズ LHB-25 LHB-100 LHB-100-UHP LHB-100-GigE
    LHB-100-WA LHB-200 LHB-800 LHB-50-UHP LHB-NIR-GigE
    CA-DUV-BE CA50-NCG CA50-NCG-BE CA-SWIR CA-SWIR BE
    CA35-NIR 1550 CA-MIR全般 CA30-MIR CA80-MIR CA130-NCG
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    質問 回答
    D4σが測定できるモードはどこですか? 「ビーム径・重心」解析で測定できます。
    ヒストグラムとは何のヒストグラムですか。 輝度値のヒストグラムです。
    空間分解能と測定できるビーム径の関係を教えて下さい。 ビーム径が、空間分解能の6~10倍以上あれば、問題なく測定が可能です。推奨は空間分解能の10倍以上のビーム径です。
    ビーム強度分布の測定について教えて下さい。 ピーク積分解析で、相対強度が求められます。Intensity /cm2にパワーメータで測定したパワーをかけ合わせると、カーソル位置の光強度(W/cm2)が求められます。
    ゲインと露光時間について教えてください。 ゲイン最小、露光時間最小から測定を始め、信号飽和しない露光時間を探します。露光時間最大でも測定出来ない場合は、ゲインを上げてから、同じ手順で測定してください。
    ビーム径と測定ビーム径の間に、なぜ誤差が生じるのですか? ビーム径と空間分解能の関係性及び関数フィッティングでの点数量が関わります。ビーム径が小さいと、空間分解能による影響と、測定点数が少ないため、関数フィッティングによる誤差が大きくなります。
    DirectShow対応カメラを使った場合の制約を教えて下さい。 8ビットデータのみの取得になる点、露光時間の数値は、2のN乗秒のNの値になるという点です。
    LaseViewで使用できる推奨カメラを教えて下さい。 こちらのページを御覧ください。

    • Imaging Source社
    • DS社
    • POINT GREY社

    が利用可能です。
    また弊社からLaseViewカメラセットとしても販売しています。こちらを御覧ください。

    Δ値について 白レベルと黒レベルの差です。
    白レベルは上の調整スライダ、黒レベルは下の調整スライダの値です。
    コントラストについて 画像表示のコントラストです。表示画像の白レベルと黒レベルを調整できます。通常は「自動レンジ」をOFFにして、「リセット」を押して初期状態でお使いください。
    自動コントラストについて 画像全体のピクセルの最大値を白レベル、最小値を黒レベルとしています。
    カメラゲイン・露光時間・コントラストの最適な設定について コントラストは原則固定(リセット状態、自動レンジOFF、ゲインは出来るだけ小さく設定し、露光時間で飽和しないように調整してください。
    測定結果の単位をピクセルからm単位にしたいです。設定方法を教えてください。 「カメラ」タブのカメラ設定でピクセルサイズを入力してください。設定が成功すれば、ソフト画面左下にピクセルサイズが表示され、測定結果もm単位で表示されます。
    測定解像度を変更したいです。 「カメラ」タブのダイヤログボタンを押下し、解像度の設定変更します。DirectShow対応ドライバの場合で、設定が出来ない場合は、カメラメーカーが出しているドライバが解像度変更ができない仕様になっているため、変更は出来ません。
    購入した後、一度インストールしたPCから別のPCに移すことは出来ますか? 可能です。ご使用にならなくなったPCからはソフトウェアの削除をお願い致します。
    マルチビーム用のビームプロファイラで、複数ビームの個々のビーム幅と、ビーム同士の重心間距離を測定したいです。 現状のソフトでは複数ビームの自動測定に対応しておりませんが、機能追加を予定しており、ご所望の測定が可能になる見込みです。
    プロファイル画像保存時に、測定したビーム径の情報を画像に明記しておけるような、保存方法はありますか。 ビーム径をファイルに保存する機能はありません。ゲイン、露光時間、黒レベルの情報はファイルに埋め込まれています。保存したファイルで右クリックし、「プロパティ」→「詳細」の「タグ情報」から読み取れます。
    画像をスクリーンショットで保存する機能もあるかと思いますが、こちらにもビーム径情報は記載されないのですか? 今のところ、画像上にビーム径を表示する機能はありません。スクリーンショットを保存する機能では、上部のリボンUIは保存されないため、ビーム径情報は含まれません。今後のバージョンアップの候補として参考にさせて頂きます。
    ビーム径の単位が px になっていますが、これを µm にするにはソフトのどこで設定すればよいですか? [カメラ]→[ピクセルサイズ]→[追加]をクリックしてください。[ピクセルサイズリストの編集]ウィンドウで設定を変更できます。
    光軸方向のビームウェストを測定する場合、Distance(mm)はどの様な入力方法で行っているのですか? ファイル名の末尾に数値+単位を加えて保存し、フォルダ内の画像すべてを一括で解析できます。
    (ファイル名の例:image 10.0 mm.tif)
    LaseViewは外部プログラムから制御可能ですか?可能であればどの様な制御が可能ですか? 現状では、Microsoft .NET Frameworkからの制御のみとなります。画像の取得、測定値の取得、カメラの制御、ファイル保存など、大抵のことは可能です。ただし、マニュアルを用意していないため、お客様のご要望に合わせてサンプルプログラムを提供いたします。今後のアップデートでエクセルのVBAから制御する機能が追加される予定です。
    高出力レーザーにより”縮小ビーム測定光学系”はどの程度劣化、損傷しますか?また縮小ビーム測定光学系のみ購入する場合の費用ほどの程度ですか? レーザー波長、レーザー出力により、損傷の度合いは大きく異なりますので、一概に言えません。また、縮小光学系の費用はビーム径により大きく異なります。レーザーの波長、平均出力、パルス幅、繰り返し周波数、ビーム径をお知らせ頂ければ検討いたします。
    LaseViewの画面拡大機能について教えて下さい。 ソフトの右下のスライダで画面の拡大が可能です。マウスをお使いの場合は、ホイールで拡大縮小できます。
    強度頂点のトレースはどうすればできますか? ビームポインティング解析機能で、保存した複数の画像のビーム重心のグラフ化は可能です。
    1つの画面に4台のカメラを表示、計測することは可能ですか? 1つのウィンドウに1つのカメラの画像が表示されます。4つのウィンドウを開けば、同時表示が可能です。1つのウィンドウに4つの画像を表示する機能はありません。
    USBのケーブル長を最大5 m可能ですか? 5 mまではリピーター不要です。ケーブルを3 mから5 mに変えればOKです。5 m以上(例えば、3 m+5 m延長)の場合はリピーター付きケーブルが必要になります。5 m+リピータケーブル15 mで最大20 mまで延長が可能です。
    例えば遠隔に設置された10台のカメラを一括して管理したい場合、どのようなシステム構成となりますか? 10台の場合は、GigEカメラをお勧めします。
    参考:カバーガラス無しのGigEカメラPC→GigEハブ(1台)→カメラ(複数台)の接続方法となります。ケーブル長は最大100 m、規格上のカメラ台数の制限はありません。PCはGigabit Ethernet搭載のPCであれば問題ありません。ただし、Gigabit Ethernetの帯域制限により、10台同時撮影の場合はフレームレートが落ちます。
    カメラの取得画像が全面真っ白になってしまいました。 二つの可能性が考えられます。

    1. 室内照明でセンサーが飽和している
    2. →カメラの周囲を暗くするか、減光フィルターを使用してください。

    3. ソフトのコントラスト設定の変更
    4. →「ホーム」タブの「コントラスト」設定で、スライダをスライドして画面表示のコントラストを調整できます。

    外部制御をしたいのですが、どうすればよいですか? 外部制御については、現状ではカスタム対応となります。LabVIEWは対応できませんが、python、C++、C#、VBであればサンプルコードをご用意できます。制御されたい内容とご使用になる言語をお知らせ頂ければ、お見積りを致します。
    マスクレス露光装置使用時の商品品質がばらつきます 通常のビームプロファイラはダイナミックレンジが2~3桁しかないため、迷光の強度がメインのビームと比べて2桁以上小さい場合は観察できません。一方、メインビームのビーム径やビーム形状のわずかな変化は観察することができます。
    もれ光の影響確認のためには、µw オーダーの測定が必要となりますが、こちらは可能ですか? マイクロワットオーダーのパワーをもつビームの測定は問題なく可能です。光を減衰させるためのNDフィルタの濃さを変更することで、感度を調整できます。標準品には、4桁減衰のNDフィルタが付属しています。
    松電舎製のカメラを繋いでいるのですが、写らないです。 C:\Users\xxxxx\AppData\Local\LaseView\6.5\(xxxxxはユーザー名)のフォルダにある user.config というファイルを削除してから、LaseViewを起動してみてください。
    多点解析時のIntegralの記載はビームの楕円内のすべて強度の積分ですか? そのビームスポットの各ピクセルの輝度値を足し合わせた値となっています。8bit画像の場合、各ピクセルの輝度値は0~255の値で表され、単位はありません。
    なお、画像のバックグラウンド値が自動的に解析され、減算されていますので、正確には、[各ピクセルの輝度値-Background]を空間積分した値がIntegralとなります。分範囲は緑色の点線で表示され、ビーム径に応じて自動で設定されます。
    また、Integralの値は「ビーム径・重心」解析のIntegralと等価です。
    Raw Dataを取得するにはどうすればいいですか? LHB Driverを一旦アンインストールすると、生データの取得が可能です。”DMKxxxx (ImagingSource)”といったデバイスが出てきますので、それを選んで、画像を取得してください。
    計測PC(Win10Pro、64bit)で、頂いたファイルLaseViewSetup6958.exeファイルを実行しました。microsoft.net 4.8のインストールが始まり完了するのですが、その後Laseviewのインストールが始まりません。 Windows 10 May 2019 Update 以降では、NET Framework 4.8がOSに付属しているため、LaseViewインストーラーによるインストールは行われません。Windows 10 のバージョンをご確認ください。Windows 10が最新でない場合はWindows Updateを行ってください。
    迷光を意図的に発生させたいです。 レーザーポインタですと、かなりピンポイントな角度で入射しないと、迷光は生じません。小さなスポットから出て、広い角度(±35°以上)に発散する光源の場合、顕著に現れます。スマホのLEDライトがちょうどいいかもしれません。スマホのライトをLHBのスクリーンに近づけてみてください。光が弱すぎるかもしれませんので、NDフィルタなしのLHB-100を使用し、部屋の電気を消すのがお勧めです。
    LaseViewのピーク検出の算出方法に関して教えて下さい。 「ピーク検出」および 「ビーム径・重心」解析にてビーム重心を算出していますが、それぞれ定義が少し異なります。●「ピーク検出」チェックON時のカーソル位置 ビーム重心へカーソル位置が自動で移動します。ただし、「設定」の「ピーク検出の重心計算の強度閾値(%)」を超えたピクセルのみの情報から重心を計算します。●「ビーム径・重心」解析のCentroid XおよびCentroid Y「閾値」および「範囲を指定」のチェックがOFFのとき、緑色点線の範囲内のピクセルから重心を計算します。「範囲を指定」のチェックがONのとき、灰色点線の範囲内のピクセルから重心を計算します。範囲はマウス操作で変更できます。「閾値」のチェックがOFFのとき、上記の点線の範囲内、かつ、輝度値が閾値を超えたピクセルから重心を計算します。閾値はマウス操作で変更可能です。
    LaseViewでのプロファイルをTiffではなく、2分程度の動画で保存したいです。 現状、mp4等の形式で動画を保存する機能はLaseViewにありませんが、例えば、Windows 11に標準搭載のSnipping Toolなどを利用すれば、画面を動画として保存することが可能です。
    LaseViewで保存した画像が白黒になってしまうのでカラーで保存したいです。出来ればその画像を別のOCでもカラーで見たいです。 「ファイル」→「スクリーンショットを保存」から、カラー画像が保存できます。ただし、この方法で保存した画像は、LaseViewで開いて解析することができませんので、生データを必要とされる場合は、Tiffファイルも保存する必要があります。
    解析ソフトでビーム径を算出する際に、D86幅定義で算出することは可能ですか?また可能な場合、D86幅の%定義を自由に変更することは可能ですか? D86幅(エンサークルド エネルギー)の解析には対応しておりませんが、将来のバージョンで対応予定です。
    LaseViewの測定画面の方がリアルタイムで更新されないのですがこれは仕様ですか?レーザはオンしており、解析グラフも反応していますが実際のビーム画像は映っておりません。 PCのグラフィックスドライバーの不具合により、表示が更新されない現象が稀に生じます。お客様の方で、グラフィックスドライバーを最新版に更新して頂くことは可能ですか?
    バージョン6.5.0.2において、範囲を指定して、その内側でビーム重心を一括解析する方法はありますか? 大変申し訳ございませんが、バージョン6.5.0.2において、範囲を指定して、その内側でビーム重心を一括解析する方法はありません。他社製の画像処理ソフト等を用い、必要領域のみを切り抜いた画像を作成すれば、一括解析にて解析が可能かと思います。
    LHBがソフトウェア上で選択できず、単位表示も変更されない状況です。これはドライバのインストールに問題がある可能性が高いと考えられますが、他にPCの環境設定など、こちらで確認すべき要因はありますか? LHBの選択と単位変更ができない場合、まずカメラドライバが正しくインストールされているか確認し、必要なら最新版をダウンロードしてください。LaseViewで必ずLHB (Kokyo) を選択しないと正常測定できません。デバイスリストに現れない場合は、LHBドライバのSNと本体SNが一致しているか確認してください。ゲインは低く、露光時間は飽和しない範囲で調整してください。ドライバ正常動作時は単位がmmに変わります。
    LaseViewのviewerの設定でアライメントを取ることは可能ですか?画像のような中央丸(φ1 mmの穴)と両脇に穴があります。中央穴で原点設定とピクセルサイズの合わせ込み、両脇の穴で軸設定を行いたいです。viewer機能としてそのような機能はありますか? 「マルチスポット」解析機能が役に立つかもしれません。この解析機能では、画面内の複数のビームスポットの重心とビーム径(D4σ)を自動で解析できます。重心位置の座標から、それぞれのスポットの相対位置を算出できます。
    イメージセンサーより取り出した感度の値をデータとして抜き出したいのですが、ラインプロファイルではなく画像すべてを取得したいです。またそれが出来ない場合、保存しているtiff画像を変換して感度を抽出することは出来ますか? 「ファイル」→「画像をエクスポート」→「CSVテキスト」で保存される数値は、各ピクセルの輝度値(入射した光の強度に比例する値)です。イメージセンサーから感度の数値を読み出す機能はありません。通常、イメージセンサーは感度のデータを持っていません。ここで言う感度とは、センサーが光を電気信号に変換する効率を指しています。
    取得したプロファイルのmeter値について、単位は何になるのですか? 各ピクセルでの光の強度を表す値(輝度値)はイメージセンサーから得た生データとなっており、単位はありません。光強度に比例するカウント値です。
    検出した光の2次元マッピングを取得したいのですが、写真をグレースケールに変換したときに、meter値との対応を確認したく、スケールバーのようなものは出せないのですか? ソフトの 画面左側にカラースケールバーが表示されます。そのほかにスケールバーを表示する機能はありません。「ファイル」→「画像をエクスポート」→「CSVテキスト」から全ピクセルの輝度値をテキストファイルとして出力できます。このテキストファイルはエクセル等で開くことができます。
    光源強度の面内分布を確認したいのですが、グレースケール保存した写真が白黒の2値化されてしまい、メーター値が分かりません。この2値化の基準と、メーター値を色に変換する際のスケールバーまたは変換式があれば教えてください。 LaseViewでは、輝度値(メーター値)は画面左側のカラースケールに対応した色で表示しており、白黒の2値化処理は行っておりません。もしメーター値を確認したい場合は、CSV形式でデータを保存する機能をご利用ください。
    プロダクトキーの認証には成功しているのですが、アプリ上でカメラが認識出来ません。他に考えられる原因がありますか? ライセンス認証に問題がある場合、アプリが起動できません。アプリは起動でき、カメラを認識しない場合、ライセンス認証の問題ではなく、デバイスの問題となります。モデルによりますが、チェック項目は下記のような感じです。・MIRドライバはインストールしたか・デバイスドライバはインストールしたか・インタフェースボックスにUSBケーブルを接続しているか・カメラにUSBケーブルを接続しているか
    Windows8 の Let’s Note RZ4にソフトを入れましたが、動作しません 最近のバージョンはWindows 8に対応していません。(2023 年 1 月 10 日にマイクロソフトによるWindows 8.1のサポートが終了したため。)Windows 10又は11の64bit版にてお試しください。(Windows 10 32bit版では動作しません。)
    MV1-R1280-50-CL-16またはG2-16で取得した16bit白黒画像を、16bitまたは10bit対応のディスプレイでそのまま、あるいはスケーリングして階調を保ったまま表示できますか?また、現在8bitカメラで平均化して16bit化していますが、ネイティブ16bitカメラにすることで、ビーム計測時のノイズ低減は期待できますか? ディスプレイの表示能力に関わらず、LaseViewソフトウェア内部では16bitや10bitの画像データ処理を行っており、カメラからの情報を最大限に保存できます。ただし、実際の画面表示は8bit階調となります。また、8bitカメラの複数画像を平均化することでもノイズ軽減は可能で、その結果は16bit画像となります。
    「ホーム」→「表示」から、「カラー」もしくは「グレー」を選択した場合と「なし」を選択した場合は、どのようなスケーリングとなるのかを教えてください。 「カラー」もしくは「グレー」の場合、「コントラスト」のスライドバーで設定した最大値と最小値によって画像の輝度を256諧調にスケーリングして表示します。「なし」の場合、スケーリングは行われず、生画像が表示されます。「なし」はカラーカメラからの画像をフルカラーで表示する場合に使用します。
    グラフの数値データをCSV出力は出来るのですが、右側に表示されている数値のみを出力したいです。FWHM X 5.1117 µmや FW@1/e X 6.147 µmなどです。この数値の出力はできますか。 解析結果の数値を直接ファイルに出力する機能はありませんが、クリップボードへコピーして、エクセル等へ貼り付けることは可能です。解析結果が表示されている領域で右クリック→「コピー」をクリックし、エクセル等にてCtrl+V等の操作により、データを貼り付けてください。
    撮像した画像をカラースケールでみた場合、ピンクが最大輝度になり、黒が最小輝度となり、緑が輝度の中間となっていると思いますが、最大輝度を教えてください。 ソフトの左側に表示されるカラースケールバーの色が、輝度の最大値~最小値に対応しています。また、「ファイル」→「画像をエクスポート」→「CSVテキスト」から、各ピクセルの輝度値を出力することが可能です。
    トリガーオプションについて質問です。パルスレーザーの集光ビームをLaseViewで拡大観察しますが、今まではインターナルトリガー(LaseViewによる表示設定)で観察していました。トリガーオプションがないとインターナルトリガーは働きませんか? カメラの機能として、外部トリガ(エクスターナルトリガ)がサポートされている場合、ソフト上の「外部トリガ」が使えます。100 Hz以上の高繰り返しのパルスレーザーでは、ほとんどの場合、トリガ機能がなくても測定が行えます。
    LaseViewでビームプロファイルを解析した際、最大値の差と共に最大ラインとFWHMラインが表示されますが、この最大ラインはどのような基準で決定されているのですか? 上部の点線はFWHMを求める際のMaximumを意味します。そのため、このラインの高さが変化すると、FWHMも連動して変化します。Maximumは、弊社独自のアルゴリズムによって算出されます。ビームのトップ部分のノイズが大きい場合、平均値の計算が上手くいかず、適切な最大ラインが算出できないことがあります。平均値の計算に失敗した場合、最大値から10番目に大きい値までの平均値をMaximumとしてFWHMを計算します。
    LaserViewプログラムで3Dグラフを作成することは可能ですか? 現状、3Dグラフを表示する機能はありません。
    保存したCSVファイルのデータを使用して3Dグラフを作成できますか? LaseViewにて「ファイル」→「画像をエクスポート」→「CSVテキスト」をクリックし、ファイル保存すれば全画素の輝度値を保存できます。保存したCSVファイルをExcelなどのグラフ表示ソフトで処理すれば、3Dグラフが作成できます。
    レンタルさせて頂いているプロファイラを試用版のソフトを用いて測定しており、このPCをそのまま納入頂いたプロファイラの測定用に使用したいと考えています。この場合、一度試用版のライセンスを無効にしてから、プロダクトキーを入力すればよいですか。それともアンインストールが必要ですか? 評価版と製品版のインストーラーは同一ですので、アンインストールは不要です。評価版ライセンスを解除した後、プロダクトキーを入力してください。「ライセンス認証の解除」は「ヘルプ」→「製品情報」から行えます。
    ビームプロファイラを使用しているのですが、画面上で飽和が発生する光の強度レベルを具体的に知りたいです。総入射パワーとパワー密度の範囲内で、LaseViewの画面を見ながら調整する以外に、ソフトウェア上で飽和レベルを示すような指標はありますか? Saturation Levelはカメラの露光時間に依存して変わります。長い露光時間では、Saturation Levelは低くなります。標準品のSaturation Levelの目安は0.1~100 W/cm2です。さらに高い感度が必要な場合、内蔵のNDフィルタを取り除くオプションがあります。NDフィルタなしオプションでは、可視域の感度が約1000倍向上します。例えばLHB-100の場合、露光時間の調整範囲は25 μs~4 sとなっていますので、露光時間によって、160,000倍だけ感度を変化させることができます。この調整範囲のうち、0.1 ms~100 msを実用的な範囲と考え、 0.1~100 W/cm2の3桁のパワー密度範囲を目安としています。なお、このパワー密度範囲はあくまで目安であり、ゲインなどのその他の設定や、波長によって大きく異なります。
    御社製のビームプロファイラからLaseView.exeを使ってビーム画像や各種値を取得する場合、御社が提供予定のAPIを使用しても、LaseView.exeはずっと起動している必要がありますか? はい、APIを使ってビームプロファイラから画像や値を取得する場合、LaseView.exeは起動したままにする必要があります。なぜなら、LaseView.exeが画像処理を行っているからです。もし画像処理が不要であれば、LaseView-APIを使わずに直接ビームプロファイラから生の画像データを取得することも可能ですが、その場合、お客様自身で解析ソフトを開発する必要があり、弊社からの技術サポートはありません。
    関数ライブラリはDLL形式で提供されますか? はい。.NET用DLL(Microsoft .NET Framework アセンブリ)となっており、C#やPython等から利用できるクラスライブラリです。
    LaseViewの画面で「ヘルプ」→「バージョン」のアップデートを押すと、「アプリケーションエラー」という警告表示が出ます。 ソフトからのダウンロードができないようでしたら、納品時にお知らせしたURLからダウンロードできます。「ヘルプ」からのダウンロードと、URLからのダウンロードに違いはなく、同じファイルを取得できます。

    製品別Q&A

    LHBシリーズ

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    質問 回答
    LHBシリーズを使用する際の注意点を教えて下さい。 入射パワーが10 Wを超えないこと、入射パワー密度が100 W/cm2を超えないこと(UHPの場合、10 kW/cm2を超えないこと)、受光面への接触禁止、受光面のクリーニングは不可
    スペックル低減機能について教えて下さい。 スクリーン投影法を採用しているため、測定器自体でスペックルが発生します。スペックル低減機能(スクリーンを揺動させる機能)で測定器自体のスペックルを大幅に抑制できます。
    大気によるシンチレーションとスペックルは分離可能ですか? シンチレーションパターンの空間周波数が高い場合は、スペックルとの区別が難しいかもしれません。測定するパターンの空間周波数がおよそ2 mm^-1以下なら、区別が可能だと思います。
    LHBシリーズにおいて、スクリーンがダメージを受けない程度の強度レベルにおいて、飽和しない条件はありますか? 内部のNDフィルタを交換することで、飽和レベルの調整が可能です。ただし、フィルタ交換後に光学系の調整が必要となるため、ご注文時にご指定頂くことになります。
    スクリーンが焼けない光量はどれくらいですか? 経験ではCW100 W、ビーム径100 µmは問題ありませんでした。Qスイッチレーザーの場合ピークパワーが大きいため、CWと条件が変わります。
    スクリーンの交換目安はありますか? 寿命については測定したことはありません。
    スクリーンの損傷事例があれば教えて下さい。 064 nm、10 nsパルス、10 mJ/cm2 532 nm、15 mJ、10 ns、 5 Hz、φ10 mmの環境で損傷したという事例を受けています。
    半導体レーザーのNFP、FFP、スキャニングデータを測定したいです。 微小ビーム測定光学系のついたLaseView-LHBで測定可能と思われます。レーザー光仕様、発光面のサイズをご連絡ください。
    LHBシリーズの入射角を教えて下さい。 許容できる入射光角度±15°です。ビーム広がり角が大きい場合は正しく測定ができませんのでご注意ください。
    LHBに使用しているスクリーンは、ビームの広がりがない特殊なものですか? 特殊というほどではありませんが、広がらないものを選んでいます。
    LHBの光学分解能は100 µmですが、200 µmのスポットサイズに対しての誤差はどのくらいですか? 光学的には+12%程度広がります。また、フィッティング点数によって誤差が生じますが、定量的な数値は持ち合わせていません。
    LHBシリーズの動作温度範囲を教えて下さい。 0~40°Cです。
    LHBシリーズの動作湿度範囲はを教えて下さい。 20~80%ですが、結露がない前提での湿度範囲となっています。
    複数ビームは□45 mm程度であり、ビーム間距離は数mm程度です。御社のLaseView-LHBやLaserViewで、上記の測定は可能ですか? □45 mmですと、LaseView-LHBが適しています。ただし許容入射光角度±15°の制限があります。ビーム広がり角が大きい場合は正しく測定ができませんのでご注意ください。また、光学分解能が約100 µmとなっており、精度よく測定するにはビーム幅がおよそ1 mm(FWHM)以上である必要があります。
    LHBシリーズにおけるビーム径と空間分解能について、理論計算値と実際の観測値のずれはどのくらいですか? LHBシリーズの設計上のビーム径(理論値)と実際に測定されるビーム径(観測値)には差異があります。特に設計上のビーム径が小さいほど、このずれは大きくなる傾向があります。設計上のビーム径(空間分解能):100 µm→観測ビーム径:141 µm(+41%の誤差)設計上のビーム径が大きくなるにつれて、誤差は小さくなります(例:1000 µmの場合、誤差は+0.5%)。空間分解能は最小の設計ビーム径(通常100 µm)で定義されます。実際の測定では、設計値と観測値のずれを考慮する必要があります。より正確なビーム径が必要な場合は、実環境での評価をお勧めします。
    光源から、ある距離Lでのビームプロファイルを確認する場合、ビームプロファイラの外形等基準となる位置から何mmの位置にLの位置を合わせればよいですか? 光源から、ある距離Lでのビームプロファイルを確認する場合は、以下の数値を参考にプロファイラーを設置してください。
    加工機で使用しているレーザーのプロファイルを、できるだけ減衰させずに直接測定したいと考えています。UHPモデルの仕様を見たところ、パワー密度の上限が向上している点は理解できるのですが、なぜ最大総入射パワーは通常のLHBモデルと同じ10 Wですか?筐体の温度や受光面のダメージ閾値については説明を受けていますが、この10 Wという制限について、もう少し詳しく教えてください。 総入射パワーの上限が10 Wなのは、LHB本体の温度上昇を防ぎ、イメージセンサーが正常に動作する温度範囲(最大45℃)を超えないようにするためです。入射したレーザー光は熱に変わり、高パワーを連続入射すると放熱が追いつかず温度が上昇します。UHPオプションはスクリーンの材質のみ変更で本体の温度上限は変わらないため、総入射パワーの上限も10 Wです。ただし、本体温度が45℃を超えない範囲であれば10 W超の入射も可能で、温度上昇を防ぐには間欠的な使用や強制冷却が有効です。
    スクリーンサイズの最大は800mmですが、更に大きなものはどこまで製作可能ですか。 最大1000 mmx2000 mm(長方形)となります。この上限は、入手できるスクリーンの最大サイズに依存しています。ただし、800 mmを超える場合、ガラスが厚くなりますので、極端に重くなります。
    素朴な疑問です。製品すべて正方形ですが、長方形モデルは作れますか?例えばLiDARなど300×100 mmなどの長方形サイズが見受けられるためです。 長方形も製作可能です。WAモデルの場合、センサーの縦横比に合わせて4:3くらいの縦横比だと、無駄がありません。一方で、例えば300×100 mmの場合、解像度は長手方向のサイズで決まるためメリットがありません。この例の場合、300×230くらいにしておくと、無駄がありません。
    基本はUSB給電ですが、スペックル対策でAC電源を使用する際、外国の不安定な電源で使用しても大丈夫ですか? AC電源の品質については、ご心配は無用です。お貸しするデモ機に付属のACアダプタが、100~240 V対応であることをご確認ください。以前に付属していたものは、100~120 V対応品のため、ドイツの電源(220 V)につなぐと危険です。
    LHB-25、50、100、200に搭載されているカメラは画素が同じものが使用されていますか?モデル別の分解能の計算方法は1/1000で計算すればよいですか? それぞれに搭載されているカメラの画素数は異なります。また分解能には『光学分解能』と『画素分解能』の区別が必要です。光学分解能は、小さなビームを入れた際のボケ具合(点広がり関数のFWHM)を示し、LHB-50では約100 µmです。画素分解能は1画素のサイズで、LHB-50の場合、横幅50 mmを画素数1250で割った約40 µmです。
    ファイバのNAより大きなNAを持つレンズでコリメート化する予定ですがビーム系と画素サイズの関係に何かご指標ありましたら、お願いいたします。ざっくりですが、10 mm角の御社の受光装置を用いると1コアが解像度の10倍くらいの直径のビーム系になると思われます。コア間は2-3画素分くらいしか開いていないので、しっかり分けられるかは心配なところですがその場合は中央付近の強度差を持って比較したいと考えています。 明確な指標はありません。一般論として、画素サイズに比べてビーム径が大きいほど、測定精度は向上します。例えば、1ビームが1画素に収まるような場合、条件が最も悪いと考えられます。このような場合、画素の中心とビーム中心が一致するか否かによって、ピークの信号値が大きく変わります。イメージセンサーの開口数が100%でない場合、ビーム全体の積分値も位置によって変わると考えられます。そのため、2-3画素で十分な精度が得られるかどうか、疑問です。

    LHB-25

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    質問 回答
    波長:556 nm、パワー:5 mJ/pulse、ビーム径:φ10、パルス:1 kHz、 ~600 nsで、加速器実験に用いる有機結晶の光励起に使用する場合、LHB-25でよいですか? パルス光のため、スクリーンが焼ける可能性が否めませんが、おそらく大丈夫かと思います。できれば、光量を1/10程度に減衰して頂けると安心です。
    NDフィルタはスクリーン上(白い面の上)についていますか?どのような構造になっていますか? スクリーン上で散乱した光をセンサーに結像する構造となっており、NDフィルタは内部センサーに取り付けてあります。そのため、ユーザーによるNDフィルタの取り外しや取り換えはできない構造となっています。
    波長1064 nm、パワー20 W、ビーム径9 mm、パルス幅10 ns、繰り返し周波数10 Hzのパルスレーザーのビームプロファイルを、トムソン散乱計測(光が電子に当たって散乱する様子を捉える用途)にて計測したいと考えています。仕様を拝見する限り、LHB-25が適しているのではないかと考えていますが、この特殊な用途において問題がないですか? トムソン散乱計測のためのレーザーのビームプロファイルの計測用途だと思います。LHB-25が適していると思われますが、10 nsのパルス光の場合、スクリーンのダメージ閾値が10 mJ/cm2と低いため、ご注意ください。NDフィルタ等で減衰させてからLHBへ入射する必要があります。
    LHB-25では外部トリガがかけられませんか? 外部機器を接続する場合は下図の回路仕様を参考にしてください。
    広帯域オプションなしのLHB-25で532 nmのビームプロファイルを測定した場合、1064 nmでの測定を前提とした設計とのズレはどの程度生じますか?例えば、測定径8 mmに対し実際は7 mmといった誤差はありますか?注意すべき点があれば教えてください。また、手持ちのLHB-50/100用広帯域レンズをLHB-25に転用して広帯域対応にする場合の可否、貴社に送付後の納期、材料費を除く費用を教えてください。 1064 nm調整のLHB-25で532 nmを測定すると、レンズの色収差により像が約600 µm程度ボケ、ビーム径が実際より大きく見えるなど、測定精度が低下する可能性があります。LHB-25の広帯域オプションは現在ありません。LHB-50/100用の広帯域レンズはLHB-25には使用できません。LHB-25を532 nmで再調整することは可能で、通常の再校正料金がかかります。

    LHB-50

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    質問 回答
    LHB-50の筐体前面から受光面までの距離を教えて下さい。 LHB-50は4.5±0.5 mmです。
    所有しているLHB-50をUHPに改造することは可能ですか? 可能です。スクリーンの購入費用は8万円程度です。
    100 µm程度のビームサイズを測定したい場合、LHB-50は測定に向きませんか?100 µm程度のビームサイズを実際に測定した場合、この機種での表示はどうなりますか?実際は100 µm程度のビームにも関わらず、例えば400 µm程度に拡大表示してしまう事などはありえますか? 100 µm程度のビームサイズは、LHB-50では測定できません。LHB-50の光学分解能は約100 µmとなっています。100 µm以下のビーム直径をもつビームを入射しても、測定器の分解能で決定される100 µm程度の点として表示されるため、実際のビーム径がわかりません。また、レーザー波長と調整波長が異なる場合、像がボケる(フォーカスがずれる)ことにより、数100 µmに拡大して表示されることがあります。
    LIDAR用途で、波長532 nm/1064 nmのパルスレーザー(現状200 Hz、パルス幅は最大200 µsまで増加の可能性あり)のビーム径(拡縮前後:5.30/6.05 mm → 20 mm)測定において、LHB-25またはLHB-50の選定について、1/e²径とパルス繰り返し周波数の上限は問題がないですか? LHB-25または50がよいと思いますが、ナノ秒パルスレーザーの場合、スクリーン損傷のリスクと10 mJ/cm²のフルエンス制限があります。パルスエネルギーが37 mJの場合は、ビーム拡大後(直径20 mm)もフルエンス制限を超えるため減衰が必要です。LHB-25ではビーム端がクリップされるため、LHB-50を推奨します。
    パルス幅600 ns、繰り返し500 Hz、出力 2.5 Wのプロファイルを取りたいのですが、外部トリガなしの場合、ゲインを0 dBにしても300 mW (FWHM~6 mm)でプロファイラが飽和してしまいます。(露光時間は1 ms:これ以下だと測定していないコマが発生し、画面がちらつく)外部トリガを使用すれば画面のちらつきなしで、出力を上げて測定ができますか? ピーク強度が高いため、光を減衰してからプロファイラへ入射する必要があります。外部トリガを使用すれば、ちらつきは解消しますが、飽和する現象は変わりません。

    LHB-50-UHP

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    質問 回答
    所有しているLHB-50-UHP(50×50)で、LG PRI様のレーザー(波長1070 nm、最大10 kW、<50 mm径)を減衰して測定可能ですか?追加の準備はいりますか?また、500 nm台の波長で使用する場合、特別な校正が必要ですか? LHB、LHB-50-UHPともに、総入射パワー 10 Wの制限があります。そのため、パワーを最小の1% (100 W)まで下げて頂き、本体の温度が45 ℃を超えないように、短時間で測定を終了する必要があります。パワー密度が100 W/cm2を超えない場合、 LHB-50-UHPは必要なく、LHBで測定可能です。1070 nmと 5xx nmの両方の波長にて使用されるなら、広帯域オプションの追加をお勧めします。
    ファイバレーザ(波長400-1100 nm、主に1070 nm、出力0.1-10 kW、現在検討中の案件は5 kW)の、コリメート光(φ5-50 mm)やDOE整形ビームスポット(1-50 mm)の形状測定で、LHB-50-UHPを検討しています。50 mm径、10 kWでのフルエンスはクリアできるかと思いますが、UHPでの高出力時の適切な照射間隔の目安(温度管理以外に)はありますか? UHPに高出力レーザーを直接入射した実績がなく、スクリーンが熱で破損する危険性があります。安全のため、パワーを大幅に減衰して使用することを推奨します。ウェッジ板などで減衰する方法があります。スクリーンの温度を監視することも有効です。

    LHB-100

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    質問 回答
    LHB-100の筐体前面から受光面までの距離を教えて下さい。 LHB-100は5.0±0.5 mmです。
    LHB-100のピクセルサイズを教えて下さい。 62.5 µm × 62.5 µm
    LHB-50 40.0 µm × 40.0 µmになります。
    LHB-100はNDフィルタを組込んだ状態でも100 W/cm2の制限で問題ないですか? LHB-100はNDフィルタの有無に関係なく、100 W/cm2のパワー密度の制限があります。
    測りたいビームのOPTICのWorking Distanceは400 mmですが、ビームプロファイルのどの部分にOpticのWorking Distanceを合わせればいいのか、アドバイスをお願いします。 受光面に、測定したいビーム面を合わせてください。受光面は筐体の前面から5 mmの位置にあります。
    波長:800 nm~1000 nm、大きな発光領域:40.8 mm x 18.7 mm、広い設計発散角、を持つLDのM²や発散角といった特性を実測したいのですが、どのLHBモデルを選べば適切ですか? 40.8 mmでしたら、余裕をもってLHB-100をお勧めします。広がり角が大きいためです。M2の測定は、レンズで集光の後、ビームウエスト付近の小さなビーム径を測定する必要がありますので、別途CA50-NCG等が必要となります。
    780 nm、1 mWのCWレーザーを7.5 cm伝搬させた後のビームプロファイルを計測したいと考えています。LHB-100は適切ですか? LHB-100のNDフィルタなしが適しています。
    既設のコンセントケーブルをCタイプのものに取り替えることは可能ですか?また可能な場合、何mのものまで使用可能ですか? Cタイプへの改造はできません。Cタイプへ対応するには、カメラを別の機種へ交換する必要があり、筐体を含め、すべて作り直しとなります。この場合、カスタム品となるため、標準品の新品価格よりも高額になります。なお、Cタイプのケーブルであっても、最大ケーブル長は2~3 m(USB規格により異なる)です。
    波長970 nmから980 nm、ビーム径50 mm×50 mmの矩形、出力1 kWのCWレーザーのビームプロファイルを測定したいと考えています。御社のLHB-50またはLHB-50-UHPのいずれかの機種を考えています。 ビーム径 50×50の矩形でしたら、LHB-50の受光面に収まりませんので、LHB-100をお勧めします。パワー1 kW時のパワー密度は40 W/cm2ですので、UHPは不要です。標準のLHB-100で測定可能と思います。
    LHB-100の測定誤差のパーセンテージについて知りたい。また、LHB-100を980 nmで出荷時に焦点調整した場合、その後の測定精度にどのような影響があるか(特に1030 nmおよび932 nmでの測定時)を知りたいです。 980 nm調整のLHB-100の光学分解能推定値は、932 nmで240 µm、980 nmで200 µm、1030 nmで240 µm。調整波長は以下の8種類から選定:①400-420 nm(405 nm)、②420-480 nm(450 nm)、③450-650nm(532 nm)、④600-800 nm(690 nm)、⑤700-900 nm(808 nm)、⑥800-1000 nm(904 nm)、⑦900-1100 nm(980 nm)、⑧1000-1100 nm(1060 nm)。

    LHB-100-UHP

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    質問 回答
    LHB-50-UHPかLHB-100-UHPのどちらか1機種を検討しています。それぞれの受光面(セラミック)が万が一破損の際に要する費用と納期を教えて下さい。 UHPモデルのスクリーンは薄いセラミック製で非常に壊れやすく高価です。通常のLHB-50-UHPのスクリーン交換・校正費用は30万円(税抜)と伺っています。過去にLHB-45-UHPのスクリーン交換を行った際は、36万円で受注いたしました。スクリーン製作費用はLHB-50-UHPで1枚あたり8万円程度、LHB-100-UHPでは面積が4倍となるため30万円以上になる可能性があります。納期は通常1~2週間、在庫切れの場合は7~8週間です。
    LHB-100とLHB-100-UHPを検討しています。カスタム次第で1 kWまでのレーザーに対応可能という認識で問題ないですか?現在LHB-50-UHPを使用していますが、受光面を100 mm × 100 mmに拡大したいと考えています。直接レーザーを照射して測定する場合、測定パワー密度を0.1~100 W/cm²の範囲内に保てば良いのか、それとも総入射パワーの最大10 Wという制限を守る必要があるのか教えてください。また、カスタムで総入射パワーを最大まで高めた場合、何W程度まで対応可能ですか? 直接レーザーを照射する場合、総入射パワー最大10 Wとパワー密度最大100 W/cm²の両方を守る必要があります。UHPオプションではパワー密度の制限が10 kW/cm²に向上しますが、総入射パワーの最大10 Wの制限は変わりません。パワー密度の上限は受光スクリーンの損傷閾値であり、超えると即座に損傷する可能性があります。総入射パワーの上限は本体の温度上昇を防ぐためのもので、45 ℃を超えるとカメラの動作が不安定になる可能性がありますが、直ちに故障するわけではありません。受光面が焼けた場合はスクリーン交換と再校正が必要となり、費用は約30万円程度、所要時間は1~2週間です。
    半導体加工装置に組み込むビームプロファイラを探しています。波長920-1020 nm、4-10 kW、85 mm矩形のCWレーザーで使用します。冷却なしで5秒以上の連続照射測定は可能ですか?強度を数値化できますか?
    均一性を評価できますか?強度分布を数値で出力できますか?
    具体的なデータはなく、総入射パワーが10W以下、または本体温度が45℃を超えない範囲であれば可能です。高出力での連続照射は温度試験が必要です。次の照射までの時間は本体の放熱状況と温度によります。4 kW~10 kWでの5~15秒照射は、温度試験で安全性を確認する必要があります。強度の数値化は”Line Profile” 解析の “FWHMモード” で測定可能です。均一性の評価は標準機能ではなく、有償でのソフトウェアカスタマイズが必要です。

    LHB-100-GigE

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    質問 回答
    LHB-100‐GigEのカメラインターフェイスプロトコルに関して教えてもらえますか?また、インターフェイスはGigEビジョンですか? LHB-100-GigEとPCアプリ間の通信にはGigE Visionを使用しています。ただし、歪み補正などの画像処理が必須なため、生データの直接読み出しは推奨されず、サポート対象外です。画像処理アルゴリズムは非公開であり、LHB-100-GigEは単独では動作できません。
    TCP/IP ブリッジでは、アルゴリズムの構成と結果の取得も可能になるという理解でよいですか? すべてを開示する必要はなく、M2計算など極一部分の利用を考えています。 LaseViewのオプションとして、LaseView-APIというSDKをご用意しており、これをベースとした遠隔操作をご提供できます。カスタム品となりますので、ご指定の機能を実装いたします。TCP/IPブリッジではなく、Socketを通じてWindows上のLaseViewアプリと通信する形となります。

    LHB-100-WA

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    質問 回答
    レーザー計測において、このような現象が発生しており、原因と対策について教えて下さい。前回と同じレーザーパワーでゲインが小さいにも関わらず、画像が飽和している。画像に横方向のレーザーの線が入っている。CSVファイルが255階調となっている。 LHB-100はLHB-100-WAよりも感度が高くなっています。光を弱めて頂くことは可能ですか?光が強すぎるため、スミアが発生している、もしくは、LHBの構造に起因する迷光と思われます。入射光の広がり角が約25°以上の場合は迷光が出ますので、LHB-100では測定ができません。LHB-100-WAをお使いください。「ピクセル形式」を16bitに設定してください。
    脱毛用レーザー(波長808 nm~940 nm、最大エネルギー45.6 J、照射サイズ38 mm×24 mmの矩形、パルス発光、繰り返し周波数4.2 Hz、パルス幅20 ms~120 ms、光源は20 mm×9 mmのダイオードアレイ×2段)の、照射窓におけるビームプロファイルを可視化したいのですが、可能ですか? LHB-100-WAが候補となります。平均パワー密度は45.6 J×4.2 Hz/(3.8 cm×2.4 cm) = 21 W/cm2となるため、仕様値の <100 W/cm2に収まっていますので、使用可能です。
    LHB-100-WAにレーザーパワーを減衰させるフィルタを入れて頂く際、フィルタは何倍まで減衰可能ですか?何パターンかあるのであれば、ラインナップを教えて頂ければと思います。 減衰率はおよそ1/10、1/100、1/1000のいずれかになります。ただし、WAには入射パワー密度 最大100 W/cm2の制限がありますので、レーザー強度はこれ以下に下げて頂く必要があります。
    LED(波長830-970 nm、パワー1.5-3 W、照射角30-160℃)の指向半値角(異なる距離でのビーム径から評価)と均一性(最大照度/平均照度)をLHB-100-WAで評価可能ですか?また、広範囲な照射角での測定に問題はないですか? 標準のLHB-100-WAで測定可能かと思います。ただし、LHB-100-WAの測定結果は、平面上の光強度分布(単位が角度ではなくメートル)となりますので、エクセル等を用いて距離を角度に変換して角度分布に直す必要があります。有償となりますが、角度分布や均一性を自動で計算できるよう、ソフトをカスタマイズさせて頂くことも可能です。
    本体の底面の滑り止めが一つ剥がれており、こちらの修繕は可能ですか。 ゴム脚なども含め修繕いたします。
    DELL Inspiron P65FのPCで、LaseViewバージョン6958を使用しています。LHB-100-WAを選択して測定を開始しようとしたところ、ラインプロファイルの測定画面が表示されるまでに数分かかります。その後、画面に十字線と黒色の背景が表示されますが、レーザーを照射しても反応がありません。これはどのような状況ですか?原因と解決方法について教えて下さい。 PCの処理が追いつかずフリーズしている可能性があります。(次期バージョンで改善予定)以下の手順でフレームレートを下げてみてください。1. LaseView起動、2. LHB-100-WA選択、3. 停止ボタンを素早く押して画像停止、4. カメラタブ→その他→最大フレームレートを10~20に設定、5. ホームタブの開始ボタンで再開。
    75 mm角、厚さ1.5 mmの透明プラスチック板の光散乱の面内分布を測定できる装置を探しています。日本電色のヘイズメーターではスポットサイズが大きく不向きです。レーザー散乱のような仕組みを希望しており、大塚電子のPP-1000などは予算外です。サンプルはヘイズ約20%(熱処理後は約30%)。光散乱と結晶化度に相関があり、簡易測定を希望。LaseViewの原理から適用可能ではないかと考えています。 もし、サンプルを透過したレーザー光の形状や強度分布を測定されたいのであれば、LHB-100-WAが適しているかと存じます。つきましては、一度、実際に弊社のデモ機をお試ください。

    LHB-200

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    質問 回答
    LHB-200のピクセルサイズを教えて下さい。 40.0 µm × 40.0 µmです。
    加熱・乾燥用レーザー(波長960-985 nm、出力約30 kW、ビームサイズ50×50 mm~最大1000×1600 mm、CW)のビーム測定を、LaseView-LHB-200-VISNIR-GigEなどで実施可能ですか? パワー密度が100 W/cm²以下であれば測定可能ですが、LHB本体の温度が45 ℃を超えないよう短時間での測定が必要です。また、入射光角度±15°の制限があり、ビーム広がり角が大きいと測定精度が低下します。波長から、VISNIRではなく標準品のLHB-200を推奨します。標準品の方が高解像度で高性能、かつ安価です。
    四隅にプロファイルが現れます。露光時間を長くすることで解消したのですが、これはノイズですか? 4隅のレベルが上がるのは、ソフトウェアによる感度均一性の補正に起因する現象です。「カメラ」→「その他」→「黒レベル」の値を下げ、バックグラウンドレベルが0に近づくように調整してください。この調整により、バックグラウンドレベルがフラットに近づきます。
    LED光測定で使用しますが、設置時の基準位置合わせに数Wのレーザーポインターを使用します。NDフィルタ除去時に、このレーザーポインターの光でプロファイラが損傷する懸念はありますか? LHB-200の最大パワー密度は100 W/cm2となっていますが、これは、受光面のスクリーンの耐熱性により制限されています。そのため、NDフィルタを除去した場合でも、レーザー耐性は変わりません。ただし、NDフィルタを除去した場合、高いパワー密度ではセンサーが飽和してしまうため、正常な測定ができなくなります。なお、数ワットレベルのレーザーを集光して照射すると、100 W/cm2を優に超え、スクリーンが焼けますのでご注意ください。
    LHB-200の解像度の求め方を教えて下さい。 光学分解能と画素数は無関係ですので、ご注意ください。光学分解能とは、微小のスポットを入力した場合に、像がボケる度合いを表した数値です。ピクセルサイズ(画素のピッチ)はこれより小さくなるように設計されています。例えば、LHB-200の場合、光学分解能は400 µmで、ピクセルサイズは200 mm/2500画素=80 µmです。これは、5ピクセル程度、像がボケることを示しています。なお、光学分解能は内部の光学系の性能などで決まる値です。

    LHB-800

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    質問 回答
    LHB-800で細いレーザー光のプロファイルを測ろうとしているのですが、光が強すぎて画像が白飛びしてしまいます。明るさの調整、光を当てる時間、最も細かい設定で調整しましたが、他に明るさを抑える設定はありますか? ゲインを最低、露光時間を最短にしても白飛びする場合は、プロファイラ側で調整できることはありません。レーザー光の強度を弱めるか、弊社でNDフィルタを内部に追加するしかありません。

    LHB-NIR-GigE

    質問 回答
    出力の高い70 Wのファイバー結合レーザー(CW、波長1200-1300 nm、ビーム径約30 mm)のプロファイルを測定するために、LaseView-LHBをUHPカスタムでレンタルすることは可能ですか。 高出力だからといってUHPモデルが必須ではなく、パワー密度で判断します。今回のレーザーのパワー密度は9.9 W/cm²なので、標準品のLHB-NIR-GigEが適しています。
    LHB-NIR-GigEを選定検討中です。デバイスに使用する様々なレーザー光源のビーム品質テストを予定しており、対象となるレーザーの仕様は、波長が980 nm、1064 nm、1470 nmの3種類、最大パワーは15 W(低パワーでの観察も可能)、スポットサイズは最大10 mm x 40 mm、発光形式はCWおよびパルスで、パルスの繰り返し周波数は最大10 kHzです。これらの仕様において、パルス周期は測定に影響ないか、また、広帯域光源を用いずに3つの波長を個別に計測できるか教えてください。 光学分解能が400 µmで十分でしたら、LHB-NIR-GigEが候補となります。パルス周期は問題ありません。LHB-NIR-GigEには広帯域オプションがありません。1064 nm、1310 nm、1550 nmのいずれかの波長で校正いたします。

    CA-DUV-BE

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    質問 回答
    CA-DUV-BEを社内の測定用途で使用したいと考えています。希望の倍率は10倍なのですがこの場合再設計が必要ですか。 CA-DUV-BEの場合、先端に付ける対物レンズを変更すれば、倍率を変更することができます。

    CA50-NCG

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    質問 回答
    CA50-NCG用カメラを使用するに至って、気をつけるべきことはありますか? CA50-NCG用カメラは、レーザー光の干渉を少なくするためにCCDセンサ保護用のカバーガラスが取り外されています。そのため、CCDセンサが劣化しやすく、壊れやすくなっています。センサーへの接触、埃の付着や、入射パワーが1 mWを超える強いレーザー光を当てること、エアーなどのセンサークリーニングを避けてのご使用をお願いいたします。(息を吹きかけるだけでも壊れることがあります。)
    CA50-NCG用カメラの保証はありますか? カメラに以下のような初期不良がありましたら、無償で交換いたします。

    • PCにカメラドライバをインストールしても、認識されない。
    • ゲイン・露光時間の設定が反映されない。
    • 画像にドット抜けではない大きな欠けがある。

    ご使用により、CCDセンサの劣化やホコリの付着が生じますが、こちらは保証外になります。CCDセンサが壊れてしまった場合、CCDセンサの在庫がある限り、有償で交換を承ります。

    CA-50-NCGで取得されるtifファイルの画像の輝度値は8bit、16bitどちらになりますか。 CA-50-NCGには8bitモードと10bitモードがあります。8bitモードで画像取得した場合8bitのTIFF画像が出力され、10bitモードで画像取得した場合16bitのTIFF画像が出力されます。平均化回数(バッファ長)に関係なく、平均化ONの場合は16bit画像となります。
    Novanta製Ventus532 (1.5 W) または Coherent製Verdi G5 (5 W) の532 nm CWレーザー(集光スポット径30-330 µm)のビームポインティング精度と時間変動を測定したいです。減衰器併用でCA50-NCGは適切ですか? CA-50NCGが適しています。
    波長760 nm、860 nm、915 nm、最大出力6 W、楕円ビーム(60 µm×110 µm)のCWレーザーをCA50-NCGで測定可能ですか? CA50-NCGで問題ありません。パワーが大きいため、ナノワットレベルまで減衰する必要があります。
    波長650 nm付近、1 mW max、ビーム径φ50 µmまたは50 µm X 2 mm程度のパルス/CWレーザー(繰り返し周波数、パルス幅未定)を計測センサ光源に使用します。CA50-NCGを選定検討中ですが、総入射パワー、分解能などを記載した資料はありますか? 画素ピッチ(4.65 µm)が空間分解能となります。総入射パワーの絶対最大定格(センサーが壊れない上限)は不明です。目安として1 µW/cm2程度のパワー密度で飽和しますので、それ以下のパワー密度での使用をお願いします。なお、メーカーの仕様書はこちらです。
    1080 nm、最大300 W(低出力測定)、ビーム径30-100 µmのCW加工用レーザーをCA50-NCGで測定可能ですか? CA50-NCGで問題ないと思います。ただし、µW~nWのレベルまで、適宜パワーを減衰して頂く必要があります。
    波長1030 nmの繰り返し周波数40 MHzで、パルス幅が500 fsの平均エネルギー80 mWのレーザーのビーム径を測定したいのですが、NDフィルタによる減光は必要ですか。 CA50-NCGのセンサーは、1 ㎠あたり1 µW程度の極めて弱い光強度で飽和しますので、NDフィルタはほぼ必須と言えます。また、NDフィルタへ入射する光の総パワーは10 mW以下に抑えてください。(NDフィルタ内で生じる熱レンズ効果により、ビームが歪むことを防ぐためです。)そのため、80 mWのレーザーのビーム径を測定する場合、NDフィルタに入る前に1/10程度へ減衰して頂く必要があります。例えば、ビームスプリッタ付き減衰光学系セット(OAS-CA50)がご使用になれます。
    生産終了したBeam Scan/MODEL1180(PHOTON,Inc.)の代替品を探しています。650 nm、1 mW以下のCWレーザー(スポット径φ50-300 µm、ライン75-450 µm × 2 mm程度)を、変位検出用途で使用します。代替品を紹介してください。 CA50-NCGとNDフィルターの組み合わせがよいかと思いますが、注意点があります。Beam Scan 1180と違い、CA50-NCGでは、センサー面が入射口より17.5 mm程奥にあります。このため、センサーを光源に近づけることができません。この点が問題なければ、Beam Scan 1180よりもCA50-NCGは使いやすい製品です。
    CA50-NCGで、外部トリガをかけることはできますか?さらに外部トリガをかける場合、BNC端子にはどのようなパルス(電圧値、立上り、立下り、パルス幅)を加えればよいですか? 外部トリガに同期した画像取得が可能です。BNC端子に5~24Vのパルスを入力すると、立ち上がりエッジを検出して露光が開始されます。パルス幅は10 µs以上が目安です。ソフト上で「外部トリガ」にチェックを入れると、外部トリガ入力が有効になります。
    1064 nm、30 mJ、25 ns、Φ45 mm、10 Hzのレーザー(ビームプロファイル、M2、発散角測定)を、集光不要かつ損傷閾値以下の御社プロファイラでレンタルしたいです。レンタル可能な製品と、その詳細について教えてください。 LHBシリーズではM2が測定不可です。CA50-NCGと減衰光学系が必要です。M2測定用レンズは市販の短レンズを使用できます。f値50-100の場合、スポット径45 mmなら焦点距離2250 mm以上になります。集光には焦点距離2000 mm以上の単レンズを使用ください。集光点での高強度に注意し、集光レンズ前で1/100,000、カメラ直前でNDフィルタにより1/100,000~1/10,000,000減衰(トータル1/10,000,000~1/10^15)。センサー入射エネルギー密度は1 µJ/cm2以下にしてください。
    CA50-NCGの入力レーザーパワー上限について、0.1 mJ/pulseのレーザー(1 kHz、 50 µm、 60 fs)でプロファイル計測する場合、パルスエネルギーの許容値は?NDフィルタが必要なら提案もお願いします。 1 kHz以上のパルスレーザーの場合、平均パワー密度で減衰率を概算できます。0.1 mJ/pulse、1 kHz、50 µmの場合、平均パワー密度は5093 W/cm2。1 µW/cm2まで減衰するには10桁必要です。パルスエネルギーは0.01 pJ/pulse程度まで抑制できます。平均パワー0.1 WはNDフィルタのみでは減衰しきれないため、CA50-NCGとOAS-CA50-100の併用を推奨しています。
    CA50-NCGと外部ツールとのI/O接続方法はUSB以外にありますか?パルス発光させている光源と、どのように連動させることができますか? BNCコネクタに5~24Vのパルス信号を入力することで、パルスの立ち上がりエッジに同期した露光が可能です。「カメラ」タブ→「カメラ設定」→「外部トリガ」にチェックを入れることで、外部トリガが有効になります。
    193 nm、150 Hz、5 mJパルスエネルギー、20 x 20 mm²マスクフィールド、10x縮小で2 x 2 mm²の基板フィールドに35 mJ/cm²以上のフルエンス、かつ5%以下の均一性を持つホモジナイザー出力を、最終レンズ調整で1 x 1 mm²または 0.5 x 0.5 mm²に縮小し、10倍高いフルエンスを均一な分布で得たいです。 0.5 x 0.5 mm²のビームは、CA50-NCGで測定可能ですが、減衰なしではフルーエンスが高すぎるため、センサーが損傷してしまいます。1 mJ/cm2程度までフルーエンスを下げる必要があります。
    193 nm、6 mJ、150 Hz、100 x 200 µm楕円形、2 mm□のArFエキシマレーザーのビームプロファイル評価にCA50-NCGは適していますか?画素サイズ4.65 µm、10bit階調は十分ですか?パルス動作時の応答速度、パワー測定機能のアップグレード価格、ホモジナイザー調整(2 mm□→1 mm□)の可否も教えて下さい。 カメラのフレームレート(画像の更新頻度)は15 fpsで、最小のシャッタースピード(露光時間)は約20 µsです。ビームプロファイラにパワー測定機能やパワーメーターとの連携機能はありません。パワーはパワーメーターで別途測定することになります。 CA50-NCGを用いて、ホモジナイザーの調整が可能だと思います。空間分解能が4.65 µmですので、1 mm~2 mmのビームが十分な精度で測定できます。
    現在520 nmを計測しており、400,600と波長を変えて今後プロファイリングをする予定です。集光時のビーム径を割り出すために、倍率と画素数の関係など教えて下さい。 CA50-NCGに、倍率はありません。画素数、画素サイズはWebページに記載の通りです。
    付属品のビームエクスパンダがありますが、こちらについているNE60Aは遮光用に使用していますか?基本的に測定時は外して使用することで間違いありませんか? NE60AはNDフィルタ(6桁減衰)です。CA50-NCG-BEに標準で付けているNDフィルタはNE40A(4桁減衰)です。NDフィルタは、光量とビーム径に応じて、適宜交換しながらの使用を想定しています。そのため、NE60Aを使うこともあります。
    製品は(30 µm~5 mm)版とのことですが、これで面内の分解(@100 µmスポット)はどれだけありますか。強度のステップと直線性も教えてください。また、これより少し小さな径の製品はありますか。 画素サイズは4.65 µmです。これが空間分解能となります。強度の階調は10bit(1024)です。直線性の具体的なデータや保証値はありませんが、リニアです。カバーガラス無しの製品ですと、CA50-NCGが最も安価です。
    トリガーと撮影タイミングの合わせ方がわからず、もしトリガーディレイなどが調整できるようでしたらその方法を教えて下さい。トリガーを使わず、パルスレーザーではなく励起光を映す場合であっても撮影タイミングが合わず、半円になってしまいます。原因と対処方法を教えて下さい。 トリガーディレイの調整機能はありません。レーザーパルスが入る前にトリガー(立ち上がりエッジ)を入れ、露光時間を長め(10 ms以上)に設定してみてください。
    ビームプロファイラを使用するにあたり、平行光でなく集光された光を微小ビーム径測定光学系に入射する予定ですが、使用上問題ないですか? 集光された光、平行光のどちらでも測定できます。
    ビーム径を測る際は測定したい位置にカメラを配置しますが、作動距離が1.5 mmとありますので、測定したい位置から1.5 mm後方にカメラを設置するということですか? そのとおりです。レンズ端から1.5 mm離れた位置でのビームプロファイルを測定できます。
    LaseViewソフトがない場合は画像が取り込めませんか。それともビーム径のピーク検出や1次元プロファイルなどの評価ができないということですか? LaseViewソフトなしでの販売は行っておりません。
    1030-1100 nm、10 mW~数W(主に10 mW)、Φ25 µm~Φ700 µmのCWレーザーを、弊社の光学系で100 W出力まで対応させる場合、減衰前提で考えた場合、CA-50-NCGは仕様的に問題ないですか? CA50では、通常、直径30 µm以上のビームの測定にお勧めしていますが、25 µmでも、ギリギリ測れると思います。100 W出力のレーザー向け、CA50用の減衰光学系の製品があります。
    こちら
    400-1100 nmの広帯域光源(タングステンハロゲンランプ)を使用し、屈折レンズアセンブリの焦点面におけるスポットサイズ(約10 µm, スリット調整可能)、エンサークルエネルギー径、ボケ径を測定したいです。3台購入を検討しています。CA50-NCGで測定可能ですか?また、ラインプロファイルからMTFを取得できる機能はありますか?ソフトウェアで取得できるパラメータの詳細も知りたいです。 集光スポットのEncircled energyを解析する機能を、次期バージョンにて実装する予定です。お使いの時期に間に合うよう、この機能を前倒しで実装することは可能です。なお、Encircled energyの解析機能によって、プロットを得ることができます。しかし、MTF測定機能については、レーザービームプロファイラ―の範疇ではないため、実装される予定はありません。MTF測定が必須である場合、レンズ性能測定に特化した他社の他の測定器を選択されることをお勧めします。
    fundermental mode for HeNe Laserの調整で、波長範囲を見る限りCA50-NCGとOASで対応が可能かと考えています。このタイプの光学系にプロファイラを組み込む際、上記の2種以外に選定すべきもの、アドバイスを頂けますか? パワーが10 mWですので、OAS(ビームスプリッタ付き減衰光学系セット)は不要です。CA50-NCGとNDフィルタの組み合わせで問題ありません。
    CA50-NCGをlaseViewに繋いだ所、光源をあてても画面右側の解析値に動きは有るものの、ゲイン、露光時間など調整してもプロファイルが取れない状態です。故障ですか? 露光時間を最大として、光を入れても画像が変化しない場合は故障かと思います。
    数mm角のシャドーマスク開口部面積を精度良く測定したいです。LED光をシャドーマスクに照射し、透過光の面積をCCDで計測します。CCD上に直接シャドーマスクを置き、可視光CW-LEDで測定したいです。現在の見積もり0.095 cm^2の精度で議論できる計測機器はありますか?CCDとシャドーマスク間の距離による光の広がりを最小限に抑え、高精度な測定を実現したいです。レンズ等の結像光学系に関する光の広がり等の情報も欲しいです。 CA50-NCGの構造上、シャドーマスクをCCDに直接置くことは不可能で、光の広がりにより測定精度が低下します。レンズを用いた結像光学系であれば光の広がりを抑制し高精度な測定が可能です。実績として穴径1.3 mmの測定例があります。シャドーマスクをお借りしての測定サービスや、専用の測定システム提案も可能です。
    加工機用レーザープロファイル案件で、1030-1100 nm、最大300 WのCWレーザー(ビーム径30-700 µm)を測定したいと思っています。CA50-NCG-BEとOAS-CA50の組み合わせは適切ですか?御社にある機材で仕様を満たせますか?特に100 W出力への対応と、測定上の注意点があれば教えてほしいです。 パワーを10 mW程度まで下げられるのであれば、CA50-NCG-BEで測定できます。ビーム径が30 µm FWHMよりも大きければ、CA50-NCG + OAS-CA50がよいかと思います。この場合、1 Wくらいまでは入射できます。波長は1064または532であることが前提です。
    計測センサの光源として、波長650 nm付近、最大パワー1 mW、ビーム径がφ50 µmまたはラインビーム時50 µm X 2 mm程度のレーザー(パルスまたはCW、パルス条件は未定)を使用したいと考えています。この仕様でCA50-NCGを使用しても問題ないですか? CA50-NCGで測定できます。NDフィルタをご使用ください。
    CW発振、波長760 nm、860 nm、915 nm、最大出力6 W、ビーム径が楕円で60 µm × 110 µmのレーザーをCA50-NCGで使用しても問題ないですか? CA50-NCGで問題ありません。パワーが大きいため、ナノワットレベルまで減衰する必要があります。
    このUVレーザーのパルス持続時間は約 15 ns、波長は約 355 nm です。パルス繰り返し周波数は 40 kHz から 400 kHz の範囲で、焦点のスポットサイズは約 25 µmです。波長とビーム径はCA50-NCG+減衰光学系が適しているかと思われますが、減衰光学系を選定するに当たり、NDフィルタ以外に組み込んだほうが良いものはありますか? レーザーのパワーがわかりませんが、高出力なレーザーだと推察します。OAS-CA50-100-UVが必要になると思います。
    測定不可要因がNDフィルタの場合、減衰率の低いフィルタに変更することで測定可能になりますか?その場合、レンズ1と2の距離関係を変更しないために、NDフィルタのホルダはそのまま使用し、中のフィルタだけ交換しても良いですか? 中のフィルタは交換可能で、追加も可能です。レンズ1と2の距離関係は変わっても問題ありません。(倍率や性能はほとんど変わりません。)
    波長1310-1550 nm(0.05-0.1 mW、1-2 mm径)と520-640 nm(1 mW、2 mm径)のレーザー測定に、SWIRとCA50-NCGの2台を検討しています。何か懸念点はありますか? 1 mWレベルであれば、直接入れてもセンサーを壊す可能性は低いですが、センサーが飽和してしまいますので、NDフィルタなどによる減衰は必須です。センサーは1 µW/cm2レベルの光強度で飽和します。
    LaseView-CA50-NCGのカメラで評価可能なビームパワー、ビーム密度は最大いくらですか? 通常、カメラの感度が高すぎるため、NDフィルターセットなどを用いて減光することが前提となります。目安として、NDフィルターセットの場合、100 mWがパワーの上限となります。こちらに記載しています。パワー密度(単位面積当たりのパワー)については、NDフィルタのみを用いた場合、パワーの制限: <100 mWビーム径の制限: >30 µmから、14 kW/cm2程度が限界ということになります。CCDセンサは、目安として1 µW/cm2程度で飽和しますので、上記の場合、10桁程度の減光が必要になります。
    パルス周期が MHz、100 fsから10 Psのフェムト秒やピコ秒パルスレーザーでも、フルエンスの計算結果が仕様に収まっていれば使用可能ですか? フェムト秒やピコ秒パルスレーザーの場合でも、フルエンスが仕様内に収まっていれば使用できます。

    CA50-NCG-BE

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    質問 回答
    CA50-NCG-BEの視野を教えて下さい。 視野は約200 µmです。
    現在、CA50-NCG-BEの分解能の最小値は2 µmとのことですが、これよりも高い分解能を得るためには、どのような方法がありますか? 光学分解能を小さくするには、大きなNAをもつレンズを採用する必要があります。高分解能を必要とされるお客様には、波長などに応じて適切なカスタム品をご提案しています。
    1035 nm、最大10 W(加工時0.5 J/cm²以下)、ビーム径3.3 mm(集光後10 µm程度)のパルス表面加工用レーザー(繰り返し25 kHz~10 MHz、パルス幅400 fs~10 ps)の仕様で、波長は問題ないと思いますが、パワーと繰り返し周波数について確認してほしいです。 ビーム径:3.3 mmを測定される場合、CA50-NCGとOAS-CA50-100(減衰器)の組み合わせが適しています。ビーム径:10 µm程度を測定される場合、CA50-NCG-BEが適していますが、別途、減衰器等を使用し、レーザーパワーを10 mW以下まで減衰する必要があります。
    CA50-NCG-BEはビーム径の範囲が2 µm〜100 µmで、光学分解能が<2 µmですか?また、BEを通して拡大されたビームは2 µmの分解能で測定されていますか? CA50-NCG-BEの光学分解能は「2 µm以下」で間違いありません。これは測定波長範囲(400-1100 nm)で最も分解能が悪くなる1100 nmを想定した保証値です。理論的な分解能は波長と対物レンズのNAで決まり、BEのNAを0.4とすると、波長400 nmで約0.6 µm、1100 nmで約1.7 µmとなります(ただし理論値であり保証値ではありません)。画素分解能とは異なる点に注意してください。
    波長355~405 nmのCWレーザー、集光されたガウスビーム径が0.4 µm~1.0 µm(最大NA 0.5)の測定において、CA50-NCG-BEを選定することは、ビーム径の点で問題ありませんか?真値を得るのであればナイフエッジ法が良いと考えていますが、扱いやすさを考慮し、拡大観察系での調査を検討しています。入射可能なエネルギー密度値を教えて下さい。また、装置組み込みの都合上、一直線の構成が難しく、現状の観察系のサイズをご参照ください。 NA0.5、ビーム径0.4 µmの場合、標準品のBEでは分解能不足ですので、カスタム品をご提案できます。例えば、対物レンズ+減衰器+結像レンズを一体化した製品の実績があります。ナイフエッジでは、振動の影響を受けるため、1.0 µmといった微小ビームの正確な測定は困難と思います。収差・回折の影響が十分に小さいことが保証され、倍率が校正された拡大光学系を用いれば、真値の測定が可能です。観察対象サイズ(視野範囲)は対物レンズの倍率によって調整可能です。
    CA50-NCG-BEのBEのユニットに関して、ズームレンズの波長依存の詳細な倍率情報を頂けますか? 倍率につきましては、個体差がありますので、お客様にて測定されることをお勧めしています。
    SMファイバのNFP測定をCA50-NCG-BEで測定を行うにはどのようにすればよいですか? SMファイバのすぐ前(ファイバ端から約1.5 mm)の位置にCA50-NCG-BEを置き、ファイバ端のビームプロファイルを撮影してください。位置の微調整のため、通常は3軸ステージが必要になります。ピクセルサイズを校正するため、校正作業が必要となります。
    レーザー光源(波長635 nm、出力0.9 mW、4σ直径3.0 mm)をCA50-NCG-BEにて光学系を使用せずに測定した場合、センサーの受光範囲を超えることなく計測可能ですか?もし一部が範囲外となった場合、その中心位置などをソフトウェア的に算出することは可能ですか?また、CCDセルサイズが4.65 µmとのことですが、光学系を用いない場合、観察したい変位量を十分に分解できるか懸念しています。 4σ直径3.0 mmですと、センサーからビームが少しはみ出る可能性があります。はみ出ると、重心の計算精度が落ちますので、レンズを使って、ビームを集光されることをお勧めします。プロファイラのセンサー上でのビーム直径の目安として、FWHMで50~100 µm程度(円形)が最適です。
    532 nmで測定されたビーム径は、1064 nmに対してどれほどの違いがありますか?もし、違いがあるようでしたら、どの程度の違いが見込まれるかについて教えてください。 CA50-NCG-BEの場合、レンズの色収差によってフォーカス位置はズレますが、フォーカスはお客様にて調整できるため、像がボケることはありません。ただし、色収差によってレンズの焦点距離がわずかに変化しますので、532 nmと1064 nmとでは、拡大倍率がわずかに変化します。BEの拡大倍率については、個体差もありますので、お客様にて校正をされることをお勧めしています。波長毎に倍率(ピクセルサイズ)校正をされた場合、色収差による誤差は生じません。
    BW径 30 µm、40 µm、45 µm、50 µmだと、CA-SWIRでは、分解能が不足し、CA-SWIR-BEでないと分解能が出ません。こちらではなく、CA50-NCG用のBEで代用は可能ですか? CA50-NCG用のBEで代用可能です。透過率が多少下がるのですが、問題なく測定は可能です。ただ、波長域によってはNDフィルタが上手く機能しない(減衰率が低い)かもしれません。BEは、どちらかというと、収束・拡散光の測定用です。コリメート光の測定も可能です。ただ、コリメート光の場合は通常、BEの視野よりもビームが大きくなるため、BEを使うことができません。収束・拡散光とコリメート光については、境目があいまいですが、おおむね、ビームウェストの直径が100 µm以下の場合は、収束・拡散光とみなしてよいかと思います。
    BE装着時の解像度の変化に関して知りたいです。計算式などあれば教えて下さい。 CA50-NCG‐BEの拡大倍率は37.0倍(典型値)です。BE装着時は、センサーのピクセルサイズ(4.65 µm x 4.65 µm)を倍率で割った値が、ピクセルサイズとなります。典型値としては、0.126 µm x 0.126 µmです。ただし、倍率は、波長によって変化し、個体差もありますので、お客様にて測定されることをお勧めしています。
    CA50-NCG-BEに入射させるために、µWオーダーまでレーザー光を減衰させる必要があるとのことですが、当方のレーザーの最低出力が約30 Wです。透過率95%程度のウェッジウィンドウで反射光を抽出しても、1 Wオーダーにしかならないことに気が付きました。つきましては、追加の減衰手段として、カメラの前にNDフィルタを設置するという方法は適切ですか?他に推奨される減衰方法がありましたら、教えて下さい。 NDフィルタに1 Wオーダーのパワーを入射すると、NDフィルタが割れたり、温度が上がってビームが歪むことがあります。NDフィルタへ入射可能なレーザーパワーとして、10 mW以下を目安にしてください。CA50-NCG‐BEのレンズ後に搭載されているNDフィルタは交換・追加可能ですので、CA50-NCG‐BEに入射するパワーを10 mW以下まで抑え、レンズ後のNDフィルタを追加されることをお勧めします。30 Wの場合、ウエッジ板2~3枚を使い、2~3回の減衰を繰り返してください。
    スポット径3 µmの、マスクレス露光装置使用時の入射パワーに関して、適切な対応を教えてください。 スポット径が3 µmとのことですので、CA50-NCG-BEが適していますが、標準品では、入射パワーを10 mW以下に抑えることをお勧めしています。レーザー出力を下げることは可能ですか?レーザー出力を下げることができない場合、最大1000 mWに耐えるカスタム品をご提案することもできます。

    CA-SWIR

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    質問 回答
    実験で波長1550 nmの光導波路を作製しますが、光導波路特性を確認するために顕微鏡で光導波路の散乱光の画像を撮りたいです。CA35-NIR 1550で問題ないですか? CA35-NIR-1550は、CA-SWIRと比べ、感度がおよそ3桁ほど低くなっています。散乱光とのことで、光が弱いことが予想されますので、CA35-NIR-1550では感度が足りない可能性が高いです。高感度なSWIRをお勧めします。また、導波路のどの位置から光が出ているかを観察するには、結像レンズが必要になります。どの程度の視野サイズと空間分解能が必要かお知らせただければ、ご提案いたします。
    アバール製ABA-013-VIRをNFP/FFP測定に使用中ですが、プロファイリング専用にCA-SWIRの採用を検討しています。1台のPCに3台のカメラ(ABA-013-VIR×2、CA-SWIR×1)接続時、CA-SWIRが選択できないです(ABA-013-VIRのみ認識)。必要なドライバ等はインストール済で、IRViewer上ではCA-SWIRの動作は確認済みです。原因はカメラ同士の競合ですか? 最新版のLaseViewをお使いですか?複数のアバールデータ製カメラをご使用の場合、「ホーム」→「設定」→「複数のウィンドウを一つのプロセスで実行する」の設定を「有効」にする必要があります。
    PCと1対1で接続が前提ですか?通常のイーサネット上に接続されたウェブカメラ的に繋がることも可能ですか? イーサネット上の複数のカメラと、同時接続が可能です。スイッチングハブも使用できます。ただし、1対1以外では、イーサネットの帯域等の制限により、フレームレートが著しく低下することがあります。
    WEBカタログを見るとイーサネットが使えない場合「オプションの動作実績のあるアダプタ」を使用可能とのことですが、イーサネット⇒USBのアダプタの推奨品があるということですか? イーサネット⇒USBのアダプターの推奨品がありますが、ほとんどの場合、ギガビットに対応したアダプターであれば、メーカー問わずご使用になれます。
    波長が1000 nmから1700 nm(できれば2500 nm以上)、ビーム径が1 mmから4 mm(4 mmが一般的)、パルスモードで周波数が1 kHzから200 kHz程度のレーザーの測定において、CA-SWIRは適切ですか?減衰は可能とのことですが、高周波数への対応と、センサーの感度および損傷閾値について懸念しています。 CA-SWIRがよいかと思います。繰り返し周波数が高い分には問題ありません。
    1064 nm、1600 nm、3000 nmのレーザー(10 Hz繰り返し、nsパルス、multi mJパルスエネルギー)の測定にSWIRとMIRの2台のカメラ使用を検討しています。10 Hz繰り返しとmulti mJパルスエネルギーの組み合わせで、パワーが仕様的に問題ないですか? 1064 nm、1600 nmはSWIR、3000 nmはMIR となります。繰り返しが10 Hzと低いため、外部トリガ機能があることが望ましいです。MIRには外部トリガ機能がありませんが、ソフトウェアによるトリガー機能(ビデオトリガー機能)によって測定が可能です。レーザー光は適切な強度に減衰して頂く必要があります。
    電子部品のテストに使用するパルスレーザー(パルスエネルギー30 nJ~38 µJ、パルス幅約200 フェムト秒、ビーム径約5 mm、繰り返し周波数シングルパルス~1 kHz、波長800-1400 nm、主に関心波長1064 nm)の、レンズ(5倍、20倍、100倍)通過後のビームプロファイル(フォーカス位置とアウトフォーカス位置)を測定したいと考えています。設置スペースがレンズとX/Yテーブルの間約7 cmと限られているため、CA50で問題なく測定できますか。また、アウトフォーカス時のビーム広がりをより大きく観察できるよう、プロファイラの開口部からレンズまでの距離を確保できるスリムな設計の製品オプションはありますか? パルスエネルギーが小さく繰り返し周波数が高いため、平均パワーはCWとほぼ同様に扱えます。波長800-1400 nmをカバーするにはCA50とSWIRの両方が必要ですが、1064 nmのみであればCA50でOKです。収束ビームのスポット径によってはBEが必要ですが、設置スペース7 cmではCA50やBEは大きすぎるため、ミラーでビームを折り返すことを検討ください。
    波長1310-1550 nm(0.05-0.1 mW、1-2 mm径)と520-640 nm(1 mW、2 mm径)のレーザー測定に、SWIRとCA50-NCGの2台を検討しています。何か懸念点はありますか? 1 mWレベルであれば、直接入れてもセンサーを壊す可能性は低いですが、センサーが飽和してしまいますので、NDフィルタなどによる減衰は必須です。センサーは1 µW/cm2レベルの光強度で飽和します。

    CA-SWIR BE

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    質問 回答
    2 µmはビーム径の仕様です。半導体の加工装置の中にSWIRを投入して使用しますが、微細加工用のレーザーのためビーム径が2μmになります。この径のプロファイリングを行うやり方を教えて下さい。 光学分解能を2 µm、画素分解能を0.21 µmとしたカスタム品をご用意できます。CA-SWIR-BEの価格に、カスタマイズ費用を追加した販売価格でいかがですか?
    波長1550 nmのCWレーザー光で、パワーは1 µwから100 µw程度、ビーム径は2.5-50 µm程度のものを、平均して週に1~2回程度使用する予定です。インターネット接続が可能なPC環境で使用いたします。この波長を考慮すると、CA-SWIRが適しているのではないかと考えています。 ビーム径が 2.5-50 µmということでしたら、CA-SWIR-BEが適しています。ビーム径4 µm以下の小さなビームの測定のために、倍率が少し不足しますので、倍率を約90倍にするエクステンダオプションをお勧めします。CA-SWIR-BEをベースとして、BEのレンズとカメラの間に延長チューブが付きます。延長チューブを外すと倍率が約40倍、装着すると約90倍になります。1年ほど前にカスタム品として販売実績があります。
    現在使用しているCA-NIRと同じ20倍の拡大鏡を用いる場合、光源の条件が波長1550 nm、パワー100 mW、ビーム径10 µmである光を、部品を介して2本に分岐させたものを同時に測定したいと考えています。分岐後の2本の光(導波路)の幅はそれぞれ0.27 mmであり、全体として0.3 mmから0.4 mm程度の幅で観察できると想定しています。このような2本の光が拡大鏡の受光範囲内に入った場合でも、問題なくそれぞれのビームプロファイルを同時に測定することが可能であると考えてよいですか。 CA-SWIRを想定しています。20倍ですと0.32 mmの幅しか見えませんので、倍率を10倍程度にする必要があります。設計が必要ですので、通常、カスタム対応とさせて頂いています。設計、組立は当方で行います。
    O帯(1310 nm付近)の微小ビームのNFP(近傍場像)を測定できるプロファイラの仕様について教えてください。 O帯(950~1700 nm)の微小ビームプロファイラとして、LaseView-CA-SWIR-BE(Custom)があります。主な仕様は、視野範囲約80 µm × 64 µm、ピクセル分解能0.25 µm、光学分解能0.93 µm(1300 nm)、最大入射パワー10 mWなどです。主に近傍場像(NFP)測定に適しており、遠方場像(FFP)測定や調整機構を含むシステム構築は別途相談が必要です。

    CA35-NIR 1550

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    質問 回答
    CA35-NIR 1550は、CA-SWIR、LHB-NIRと対応波長として1550 nmをカバーしていますが、仕様書で見れる情報以外の違いはありますか?また、CMOS+蛍光体ですか? はい、CA35-NIR 1550はアップコンバージョン蛍光体をセンサー表面に塗布したタイプです。そのため、価格は安価ですが、CA-SWIR等のInGaAsカメラと比べ、低感度、低ダイナミックレンジ、低解像度、蛍光体粒子による固定パターンノイズといった欠点があり、性能は劣ります。
    CA35-NIR 1550は、他のSWIR用プロファイラと比べて低価格ですが、スリットやピンホールを使用した走査型ではなくInGaAs等のイメージセンサを使用したものですか?また測定波長・ビーム径以外の観点で、LaseView-CA-SWIRと比較して劣る点があれば併せて教えて下さい。 CA35-NIR 1550は、可視光CMOSセンサーにアップコンバージョン蛍光体を塗布した安価・小型な近赤外カメラです。InGaAsセンサー搭載のCA-SWIRと比較して、感度、感度波長域(1460-1620 nm)、固定パターンノイズの点で劣ります。

    CA-MIR全般

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    質問 回答
    カメラのタブにあるゲイン・露光時間の調整が出来ないようですが、こちらは調整不可のノブとなりますか?光量自体で調整するしかないということですか? MIRシリーズでは、ゲインと露光時間の調整ができません。「カメラ」→「ピクセル形式」の設定をご確認ください。8bitになっている場合、14bitに変更してお使いください。画像取り込み中は14bitはグレーアウトし、設定が変更できない仕様となっていますので、「停止」ボタンを押し、一旦画像取り込みを止めてから設定を変更してください。上記の設定を行ったうえで、適切なS/Nが得られるよう、光量を増やして測定してください。
    CA-MIRは測定波長:2 〜 16 µm(*波長1000 µm(0.3 THz)にも感度あり)テラヘルツイメージングに最適!となっていますが、そこを細かく教えてもらえますか? この製品はテラヘルツ波用のカメラとなっています。メーカーのWebサイト(外部サイト)に、テラヘルツ帯に感度があることが明記されています。
    現在弊社では、ミリ波帯のレーダーを開発していますが、こちらのビームプロファイラは弊社の製品の評価が可能ですか? ミリ波の測定に対応した機器は取り扱っておりません。
    1064 nm、1600 nm、3000 nmのレーザー(10 Hz繰り返し、nsパルス、multi mJパルスエネルギー)の測定にSWIRとMIRの2台のカメラ使用を検討しています。10 Hz繰り返しとmulti mJパルスエネルギーの組み合わせで、パワーが仕様的に問題ないか教えてください。 1064 nm、1600 nmはSWIR、3000 nmはMIRとなります。繰り返しが10 Hzと低いため、外部トリガ機能があることが望ましいです。MIRには外部トリガ機能がありませんが、ソフトウェアによるトリガー機能(ビデオトリガー機能)によって測定が可能です。レーザー光は適切な強度に減衰して頂く必要があります。
    ファイバのNAより大きなNAを持つレンズでコリメート化する予定ですがビーム系と画素サイズの関係に何かご指標ありましたら、お願いいたします。ざっくりですが、10 mm角の御社の受光装置を用いると1コアが解像度の10倍くらいの直径のビーム系になると思われます。コア間は2-3画素分くらいしか開いていないので、しっかり分けられるかは心配なところですがその場合は中央付近の強度差を持って比較したいと考えています。 明確な指標はありません。一般論として、画素サイズに比べてビーム径が大きいほど、測定精度は向上します。例えば、1ビームが1画素に収まるような場合、条件が最も悪いと考えられます。このような場合、画素の中心とビーム中心が一致するか否かによって、ピークの信号値が大きく変わります。イメージセンサーの開口数が100%でない場合、ビーム全体の積分値も位置によって変わると考えられます。そのため、2-3画素で十分な精度が得られるかどうか、疑問です。

    CA30-MIR

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    質問 回答
    波長2-10 µmのパルスレーザー(数10 µJ/pulse、10 mmφ、1 kHz、2 ps)を赤外分光計測の光軸調整で使用したいです。CA30-MIR(Ge窓)は対応波長が4-12 µmですが、2 µmの測定は可能ですか? カタログによると、ゲルマニウム窓でも4 µm以下の波長に感度があります。ただし、およそ2.1 µm以下の波長ではゲルマニウムの透過率が著しく下がります。また、4 µm以下の波長ではウィンドウの反射率が高まるため、干渉縞が出やすくなります。そのため、4 µm以下の波長の測定には、サファイア窓の製品をお勧めします。
    オーストラリアのArthroLase社へCA30-MIRを輸出する件で、ebusドライバの要否、入力Pixelサイズを教えて下さい。 CA30-MIRの場合、ebusドライバは不要で、LaseView-CA30-MIR Driverのみで動作します。対応表に記載のとおり、ピクセルサイズは25×25 µmです。

    CA80-MIR

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    質問 回答
    波長4.56 µm、パワー0.5 mW、直径6 mmのCWレーザーをメタレンズの焦点調整に使用したいです。CA80-MIRで測定可能か、またビームプロファイラがメタレンズの焦点測定に適しているか教えてください。 CA80-MIRが適していると思います。メタレンズの焦点調整にもご使用になれます。
    波長2000 nmのパルスレーザーをCA80-MIR(サファイア窓)で測定したいが、パルス周期は減衰器を使えば問題ないですか? CA80-MIRのSapphire窓タイプが適していると思います。
    0.6 µm、1-120 Wのパルスレーザー(パルス幅5-100 µs、繰り返し周波数100-1000 Hz)をレーザー加工機で使用しています。CA80-MIRで測定したいのですが、高出力と周波数が懸念です。集光時の減衰で測定可能ですか? 減衰をかければ、focal spot <100 µmの測定は可能です。パルス幅や繰り返し周波数は問題ありません。
    感度がかなり高く、かなり減衰させないといけない状況なのですが、感度調整などの機能はありますか? ハードウエアの仕様により、感度調整の機能はありません。光学素子などにより入射光を減衰する必要があります。
    ガウスフィットを数字で把握したいのですが、算出可能ですか? ガウスフィットの結果(FWHMなど)は、ソフトの右側に数値として表示されます。ガウスフィットのグラフ(赤線)の保存は、「ファイル」→「グラフの数値データを保存」から行えます。
    時間をおいて繋ぎ直したら、なぜか信号が出るようになりました。ポツポツとした気持ち悪い斑点が全体的に出ていますが、傷ですか?ビーム径が大きく信号が弱そうなので、集光して試してみる予定です。 ポツポツはセンサーのウィンドウの表面や、その他の光学素子に付着したホコリだと思います。エアダスターで吹き飛ばしてみてください。
    4.56 µm、0.5 mW、直径6 mmのCWレーザーをメタレンズの焦点調整に使用したいです。CA80-MIRが適していると思いますが、ビームプロファイラがメタレンズの焦点調整に適していますか。 CA80-MIRが適していると思います。メタレンズの焦点調整にもご使用になれます。
    50 WのCO2レーザーを減衰器とNDフィルタで減衰し、F50のレンズで集光してビームプロファイラで測定しています。取得画像の鮮明化(コントラスト強調)を行いたいのですが、手動レンジ調整、コントラストバー調整、フィルタの選定についてアドバイスをお願いします。 画像の鮮明化には、自動レンジで入射光量を増やし、コントラスト値を10000以上にしてください。フィルタは1%NDを抜き、必要に応じて薄いフィルタを追加調整してください。光量を増やすことでS/N比が向上し、より鮮明な画像が得られます。

    CA130-NCG

    質問 回答
    レーザー衝撃試験用にNd:YAGレーザーのビームプロファイルを計測したいと考えています。使用しているレーザーは1064 nmの850 mJ、レーザー径3~9 mm、10 Hzのパルス幅5.3 nmのパルスレーザーを用いています。 CA130-NCGはCA50-NCGと同等の感度波長域をもっています。1064 nmに加え、532 nmの測定にご使用になれます。感度、飽和エネルギー密度については、CA50と同等です。最大エネルギー密度は目安として 1 µJ/cm2程度としています。

    カメラ全般

    質問 回答
    カメラの飽和フルーエンスを教えて下さい 1~10 nJ/cm^2です。
    スペックル対策となる詳しい資料があれば頂きたいです。 こちらの資料(外部サイト)は参考になりますか?
    センサーの部分的に飽和していない箇所(矩形の右上の辺)がある理由を知りたいです。 ビームプロファイルのムラは、光量不足かセンサー感度ムラが原因と考えられます。デモ機には約9%の感度ムラが残っています。原因特定のため、ビームプロファイラを90度回転させて測定し、パターンが変化するかご確認ください。
    スペクトルの件ですが、評価しているビームの実際の色(赤橙黄緑青藍紫など)を見る方法はありますか? 可視光の波長域でしたら、カラーカメラを採用することで、色をそのまま表示に反映させることは可能です。ただし、この方法ではRGBの強度情報しか得られませんので、スペクトルや正確な色の情報は得られません。
    測定データを行いましたが、縦長の画像となり、ディレイタイムを長くしていくと、CCDの縦方向の上の方に画像が移動します。設定などに問題がありますか? センサーが飽和しているようです。フィルター等を追加して、光を弱めてください。輝線が縦に伸びるのは、いわゆる、スミアという現象です。ゲインは400程度でお使いになることをお勧めします。400以下ではAD変換の値が最大値に達する前にセンサーが飽和することがあります。(現状、そのような状態になっていると思われます。)一方、400以上では感度が上がりますが、ノイズが増えます。
    本体温度が45℃を超えたかどうかを判断する手法は、装置に内蔵されていますか?何らかの外部からの測定手段が必要ですか? 温度センサーなどは内蔵しておりません。接触式の温度計や、非接触式の放射温度計などで測定する形となります。

    他社メーカー

    Allied vision社

    質問 回答
    Allied vision社のBonito Pro X-1250 B NIRについて、laseViewの使用できますか。 Allied vision社のNIRカメラについては、別売りのドライバー(10万円)があります。評価版もありますので、動作を検証することも可能です。
    LaseViewで動かした実績のあるAllied社のカメラの型式などを教えて下さい Allied Vision社のVimba SDKに対応したカメラで、実績があります。Bonito Proシリーズのカメラは使用しているのはFrame grabberで、Euresys社のCoaxLink G3 1633を使用しています。
    Euresys社のWebサイトの情報によると、eGrabber DriverはGenICamをベースにしているとのことです。標準のLaseViewで動作する可能性がありますので、また評価版にてお試しください。認識しない、正常に動作しない場合、LaseViewカスタムドライバの開発が必要となります。動作確認のため、カメラをお借りできることが条件となります。

    Basler社

    質問 回答
    現在Basler社製カメラa2A640-240gmSWIRの購入を検討しておりまして、a2A640-240gmSWIRとLaseViewは併用可能ですか? Basler社のカメラについては、おおむねの機種に対応していますが、a2A640-240gmSWIRの動作確認はできておりません。正常に動作しない場合、LaseViewカスタムドライバの開発が必要になります。動作確認のため、カメラをお借りすることが条件となります。

    FLIR社

    質問 回答
    LaseViewとGS3-U3-89S6M-Cカメラの見積もりをお願いします。納期と送料、そしてこのカメラのLaseViewドライバは以前のものが使えるか、もし使えない場合の費用を教えてください。 FLIR社のほとんどのカメラに、標準で対応しています。追加のドライバーは必要ありません。メーカーが用意しているデバイスドライバは2種類ありますが、Spinnaker SDKの方をインストールお願いします。
    可視光源(主に405 nmと660 nm付近)のCWレーザーで、最大20 mW程度のパワー、ビーム径200~400 µmのビームプロファイルを測定したいと考えています。用途は、半導体レーザーを用いた非接触形状測定機の結像光学系の評価で、フォーカス位置およびデフォーカス位置での測定を予定しています。この用途と仕様に合うビームプロファイラはありますか? CA50-NCGが一番近いですが、他社でいうとGS3-U3-89S6M-Cがよいと思います。CA50-NCGではご要望に合わない可能性が高いと思います。このカメラはCA50-NCGと比べて、はるかに画素数が多く、センサーも大きい高性能な製品です。

    photon focus社

    質問 回答
    MV1-R1280-50-CL-16、MV1-R1280-50-G2-16のカメラを所有しているのですが、ドライバ開発が必要となった場合、これらの機種は対応可能ですか。 正常に動作しない場合、LaseViewカスタムドライバの開発が必要になります。動作確認のため、カメラをお借りできることが条件となります。なお、カスタムドライバは複数のPCで使用できます。

    Pleora社

    質問 回答
    LaseViewは、USB/GigE出力ではないですが、Camera Link-USB/GigEコンバーターを介してUSB/GigEに接続できるカメラと互換性はありますか? iPORT CL-U3 というコンバータを使用した実績があります。LaseViewにてCL-U3を使用可能にするオプションのドライバを提供できます。なお、このドライバーはオプション品(+10万円)です。

    Spiricon社

    質問 回答
    現在、Spiricon社製のビームプロファイラSP503Uを使用してレーザーのビームプロファイルを評価しています。こちらはLaseViewを使用できますか? Spiricon社製のUSBカメラは対応させることができません。メーカーからSDKが提供されておらず、カスタムドライバを作成することができないためです。

    The Imaging Source社

    質問 回答
    The Imaging Source社カメラ DMK33UR0521をLaseViewで動作させたいです。 The Imaging Source社のカメラは、ほぼ全モデルに対応しています。しかしながら、全機種について動作確認をしているわけではありませんので、正常に動作しない場合、LaseViewカスタムドライバの開発が必要になります。動作確認のため、カメラをお借りすることが条件となります。

    アバールデータ社

    質問 回答
    ABA-013VIRのカバーガラス無仕様をLaceViewで使用できますか? ABA-013VIRはソフト側の対応は済んでいます。SWIRドライバを購入すれば、LaseViewと組み合わせてご使用になれます。
    Ophir SP1203 P/N SP90548 と同等仕様のビームプロファイラは用意可能ですか?波長はCA-SWIRが合致しており、インターフェースも同様にGigE、ビーム径がややCA-SWIRのほうが小さくなるなどの点はありますが、波長、ビーム径などの基本仕様を踏まえ、互換性や同等仕様を見るときに気をつけるべきところはありますか。 CA-SWIRは画素数が320 x 256ですが、Ophir SP1203は640 x 512のようですので、同等仕様とは言えません。アバールデータさんの ABA-003IR-GE が近い仕様となっています。

    オムロンセムテック社

    質問 回答
    オムロンセムテック社製のSTC-BCS502U3V-BCを使用したいと考えていますが、LaseViewはオムロン製CMOSセンサで動作しますか? ほぼ全機種のオムロンセムテック社製カメラに対応しています。ただし、多くの機種については、弊社にて動作確認を行えておりません。正常に動作しない場合、LaseViewカスタムドライバの開発が必要になります。動作確認のため、カメラをお借りすることが条件となります。もしよければ評価版にて事前に動作確認を行って頂けると、万全かと思います。

    浜松社

    質問 回答
    浜松製のInGaAsカメラとLaseViewソフトウェアを組み合わせて使用することは可能ですか? LaseView標準品では、浜松製のカメラには対応しておりません。LaseViewカスタムドライバの開発が必要になります。動作確認のため、カメラをお借りすることが条件となります。

    その他質問

    質問 回答
    弊社で製造しているラインレーザーの真直度(線の真っ直ぐさ)やライン均一性(線に沿った明るさのムラ)を、御社の大面積ビームプロファイラで測定できますか? ラインレーザーの真直度測定につきましては、レーザーラインの幅が100 µm以下の場合、ビームプロファイラの空間分解能の制約から、高精度な測定が難しい場合があります。弊社のビームプロファイラの空間分解能は約100 µm程度です。ライン均一性については、測定できる可能性がありますが、ビームプロファイラのセンサーの感度不均一性(最大±10%程度)により、高精度な測定は難しい場合があります。自動で均一性を解析する機能は標準では搭載しておりませんが、特注での開発を承ることが可能です。ご要望に応じて対応いたします。
    MS-LDSの開閉のタイミングをずらすことによって、10 Hzの光から1パルスのみ抽出をすることを考えているのですが、そういう使い方をされている例はありますか? MS-LDSの開閉速度は63msですので、単体で10 Hz(100 ms周期)のレーザーの1パルスを抽出することが可能です。例えば、5 Hzで開閉を行い、10 Hzのレーザーを5 Hzに落とすこともできます。
    弊社で使用している切断用レーザーのビームプロファイルを、減衰させずに生の状態で見たいと考えています。レーザーの仕様は、波長9.3 µm、パワー20Wから最大400 W、ビーム径11 mmφ、パルス発振で繰り返し周波数は20 kHzです。このような高出力のレーザーを減衰なしで測定することは不可能だと思われますが、もし何か可能な方法があれば教えて下さい。 減衰なしで波長9.3 µmのレーザー光のプロファイルを測定可能な製品はLaseViewのラインナップにありません。他社製品ですが、スキャン式のビームプロファイラにそのような製品があるようです。