可視から近赤外域までの広域波長のビーム測定に適したビームプロファイラを発売

 このたび株式会社光響(代表取締役 住村和彦、本社 京都府京都市)は、大口径・高出力レーザー光のビームプロファイルの測定・分析・評価を1台で行えるLaseView-LHBシリーズへ、新たに開発した「可視光〜近赤外域波長」対応の、異なる受光面寸法を持つLHB-VISNIR-GigE及びLHB-100-VISNIR-GigEの2製品を追加し、2021/1/29(金)より発売致します。
 新製品は、販売中の近赤外光モデルLHB-NIR-GigE及びLHB-100-NIR-GigEの2製品をベースに機能を改良した姉妹品の位置づけで、これまでよりも広い可視光~近赤外域のビーム測定・分析を一台の装置で行えます。又、センサー画素数*1及び光学分解能*2も改良し、高精度の安定した条件で、ビーム品質についての測定・分析・評価を行えます。

■製品イメージ:

■特長:
(これまでの LaseView-LHBシリーズの特長)
・ビームプロファイルやビーム径を簡単測定
・大口径のレーザー測定が可能(1 mm ~ 100 mm)
・低出力から高出力までのレーザー測定が可能(1 mW/cm2~100 W/cm2)
・スペックル(キラキラ輝く明暗の斑点模様)の低減機能付き
・ビームプロファイラ with M2 プラットフォームソフト(LaseView)付き

(新製品の特長)
・可視 ~ 近赤外域のビーム光へ対応(400~1700 nm)
・センサー画素数*1及び光学分解能*2を改良

既存製品 新製品
製品名 LHB-NIR-GigE LHB-100-NIR-GigE LHB-VISNIR-GigE LHB-100-VISNIR-GigE
センサー画素数
*1
320(水平)× 256(垂直) 1280(水平)×1024(垂直)
光学分解能
*2
約400μm 約800μm 約150μm 約300μm

■用途:
・加工用レーザーのビームプロファイル測定
・LEDのCW連続及びパルス発光評価測定
・半導体レーザーの発光評価測定
・LiDAR評価
・光ピックアップのビーム評価測定
・スキャンレーザーの位置測定

■概要
・型 番:LHB-VISNIR-GigE 及び LHB-100-VISNIR-GigE
・価 格:お問い合わせ下さい
・納 期:お問い合わせ下さい

■製品URL:
LHB-VISNIR-GigE及びLHB-100-VISNIR-GigE

■代表値/抜粋:

項目 LaseView-LHB-VISNIR-GigE LaseView-LHB-100-VISNIR-GigE
受光面寸法 50 × 50 mm 100 × 100 mm
光学分解能 約150 μm 約300 μm
測定パワー密度 0.1~100W/cm2(露光時間により感度を調整)
総入射パワー 最大10W
許容入射光角度 ±15°
測定波長範囲 400~1700 nm(1310 nmにてフォーカス調整済み)
センサー画素数 1280 × 1024 mm(水平 × 垂直)
取得画像画素数 1250 × 1250 mm(水平 × 垂直)
A/D変換分解能 8 / 10 / 12 bit
フレームレート 最大130fps(@8bit)
インタフェース Gigabit Ethernet (1000BASE-T)
外形寸法(暫定) W195×H83×D196 mm W215×H137×D219 mm

株式会社光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命
(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。