フルスペック3Dマッピング装置「バックパック型LiDAR DGC50」を6月10日より販売

    このたび株式会社光響(代表取締役 住村和彦、本社 京都府京都市)は、既に販売中のLiDARシステムSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)を組み合わせた、3次元データを高精度に計測・取得するモバイル3Dマッピングシステム「LiBackpackシリーズ」のフラッグシップモデルとして「バックパック型LiDARDGC50」を販売致します。
    本製品は、パルスレーザー光の照射による物体からの反射時間を計測し、物体までの距離を求め、リアルタイム点群の取得と同時に自己位置推定・環境地図を作成します。既存モデルの全機能を搭載致しました。LiDARセンサーは水平・垂直の2方向を持ち、森林・ビル等高さのある対象も手軽にスキャンできます。RGBカメラにより文化財等の色情報も的確に付与できます。GNSSにより絶対座標が与えられる為、防災用避難計画策定などにも最適な情報が得られます。
    これまでのLiDAR及びSLAMを用いた点群取得では、急勾配の多い森林・山間部では歩きながらの自己位置推定に大きな誤差が生じる場合がありましたが、補正処理ソフトウェアを導入することで、より高い精度で測定・マッピングができます。

製品イメージ及び実際の処理画像

 

主な特長

  • 屋内外で高精度マッピング
  • 高効率な点群データ取得
  • 水平方向・高さ方向のデータ同時取得
  • カラー点群、GNSSデータ取得

価格及び納期

  • 製品名:バックパック型LiDAR DGC50
  • 型 番 :DGC50
  • 価格及び納期:お問い合わせください

製品URL
https://www.symphotony.com/lidar/greenvalley/

*避難所の感染症リスク防止を目的として、災害時避難用の建物内部を立体計測する「3D マッピング用途」に、本製品が用いられます。NHK静岡放送局静岡放送(SBS)、静岡新聞の番組・ニュース等で、本製品が取り上げられました。

株式会社光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命
(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。