低ノイズ単一周波数レーザー装置、ベンチトップ型、1310 nm

低ノイズ単一周波数レーザー装置、ベンチトップ型、1310 nm

特長

  • Oバンド、高出力のターンキー式単一周波数レーザーシステム
  • 超低ノイズ(ULN)で狭線幅のレーザーシステム(US patents: 10193306, 10483718, 10476233, and 10454248)
    • 150 Hzの狭線幅、70 dB SMSR(いずれも典型値)
    • 相対強度ノイズ(RIN): -160 dBc/Hz
    • 非連続的なモードホップフリー領域: 20 mA~50 mA
    • 温度による波長調整範囲(同時に電流調整時): 0.32 nm
  • 分布帰還型(DFB)レーザ
    • 100 kHzの線幅、50 dB SMSR(いずれも典型値)
    • 相対強度ノイズ(RIN): -150 dBc/Hzz
    • 連続的なモードホップフリー動作電流領域
    • 温度による波長調整範囲: 1.6 nm
  • 相対強度ノイズと線幅を最小化する低ノイズの駆動回路
  • DC電流、AC電流、レーザ温度用のアナログ変調入力
  • 内蔵のアイソレータが、後方反射光の影響を最小限に抑制
  • コマンドラインインターフェイスまたはソフトウェアGUIにより、リモート動作と設定値の調整が可能
用途例

  • リファレンスレーザ
  • LiDAR/LADAR
  • 光ファイバーセンサ
  • 量子光学
  • 原子時計
  • ルビジウム冷却
  • コヒーレント通信

超狭線幅および超低ノイズ(ULN)単一周波数レーザーシステム

ULN13TK
  • 150 Hzローレンツ線幅(典型値)
  • 相対強度ノイズ(RIN): -160 dBc/Hz(典型値)
  • 70 dB SMSR(典型値)
  • 出力パワー: 120 mW(典型値)

Figure G1.1

Figure G1.1 グラフではファイバーブラッググレーティングの温度(TFBG)を30 °Cで駆動したレーザーシステムULN13TKの典型的なシングルモード動作領域を示しています。マルチモード領域は除外されています。

Thorlabs社のターンキー式超低ノイズ(ULN)レーザーシステムULN13TKは、到着後すぐにお使いいただけます。特許取得済みのファイバーブラッググレーティング(FBG)をベースに設計されており、ベンチトップ型の筐体内には低ノイズドライバと温度安定化システムが内蔵されています。レーザーのケース温度は第3の温度安定化回路によって安定化されているため、システムが標準的な実験室環境で使用される場合、長期的な出力と波長の安定性をもたらします。中心波長範囲内の特定波長のシステムについてのご要望も承ります。

レーザーシステムULN13TKは、非常に狭いローレンツ線幅(典型値150 Hz)と低い相対強度ノイズ(典型値-160dBc/Hz)で、ノイズ性能が厳しい用途に対応します。ULNの設計は、レーザ共振器へのフィードバックにファイバーブラッググレーティング(FBG)を採用したハイブリッド外部共振器半導体レーザをベースにしています。その結果、レーザ電流を調整する際に、ULNレーザのモードホップのない単一周波数領域は連続的になりません。各モードホップのない単一周波数領域は、通常、20 mA~50 mAの駆動電流に制限されます(Figure G1.1参照)。ULNシステムの波長は、チップの電流調整とFBGの温度調整の両方で調整できます。温度が広い範囲で調整されても単一周波数動作を維持するためには、レーザ電流を同時に調整する必要があります。

システムには、2つのアナログ電流変調ポート(ACおよびDC結合)とアナログ温度変調ポートが付いており、安定したレーザーシステムを構築するために、サーボエレクトロニクス使用してレーザ周波数を光共振器や参照光にロックするのに使用できます。レーザをPC(付属しません)に接続し、コマンドラインインターフェイスを使用することで、リモート操作も可能です。

このレーザはファイバ出力型で、出力部はFC/APCバルクヘッド(2.0 mmナローキー)コネクタとなっています。最良の性能を得るために、ファイバPM1300-XPを内蔵した偏波保持FC/APCファイバーパッチケーブルのご使用をお勧めいたします。各レーザには ACアダプタ電源DS12が付属しています。

製品a 中心波長 出力b 線幅c 相対強度雑音 (RIN)d サイドモード抑圧比 (SMSR) モードホップのない単一周波数領域 温度調整範囲
ULN13TK 1310 nm ± 15 nm >90 mW 150 Hz Typical,300 Hz Max -160 dBc/Hz >60 dB (Typ. 70 dB) Discontinuouse 0.32 nmf

a. 全ての仕様は工場であらかじめ設定された動作条件下で測定され、製品ごとに異なります。個々のデバイスの情報はシリアル番号ごとの個別のシートに記載されています。
b. バルクヘッドにて測定
c. ローレンチアンに基づいて測定 詳細についてはレーザULN15PCのマニュアルをご参照ください。
d. 周波数10 MHzでの典型値
e. モードホップフリー領域は20 mA~50 mA
d. 単一周波数モードを維持するためには、同時に電流調整が必要