i-Wavefront Technology社、マスクレスリソグラフィ装置 「BEAMシリーズ」取り扱い開始のお知らせ

株式会社光響は、このたびi-Wavefront Technology社のマスクレスリソグラフィ装置「BEAMシリーズ」の取り扱いを開始いたしました。

同社は、シンガポールに設計・製造拠点を構え、先進的なレーザー描画技術を活用したマイクロ/ナノパターン形成装置の開発を行う企業です。主力製品である「BEAMシリーズ」は、フォトマスクを用いずに高精度な露光パターンを直接形成できる卓上型のUVレーザー描画装置であり、MEMS、マイクロ光学素子、バイオチップ、MicroLED開発など、幅広い応用分野に対応しています。

当社では、i-Wavefront Technology社が提供するマスクレスリソグラフィ装置「BEAMシリーズ」各製品を取り扱っております。中でも「BEAM Mk2」「BEAM XL Mk2」は、最小ライン幅0.8 µm、最小ピッチ1.6 µmの微細構造形成を可能とし、405 nmのUVレーザーによる高精細描画、1フィールドあたり2秒未満の高速露光、自動フォーカスおよびマルチレイヤー整合機能を備えた注目モデルです。ソフトウェアはGDS、TIFF、PNG、KLayoutなどのフォーマットに対応し、研究開発用途における試作やカスタムデバイス製作において高い自由度と効率性を提供します。

製品詳細や手配のご相談等については、下記よりお気軽にお問い合わせください。

■ URL
https://www.symphotony.com/manufacturers/i-wavefront-technology/

■ お問い合わせ先
株式会社 光響 グローバルソーシング部
担当:菱田
お問い合わせフォーム:https://www.symphotony.com/other_contact/
Tel : 070-6925-5558 (平日9時〜18時、土日祝日は除く)
メール:gs@symphotony.com

■ 製品イメージ

■ 主要仕様

型番 BEAM Mk2 BEAM XL Mk2
パターン
基板サイズ 4″ 6″
最大露光面積 106 x 106 mm 150 x 150 mm
ウェハーアライメント マルチレイヤープロセスに対応
最小線幅 2 μm保証、0.8 μm達成可能
露光時間 < 2 s for 1 writefield
最大書き込み領域 400 μm x 400 μm
基板厚み 0.1 mm to 8 mm
光源波長 405 nm, 375 nm (option)
オートフォーカス Yes, piezo-based
書き込みモード ベクターまたはラスターモード
アライメント Topside Topside / Bottom side
XYアライメント分解能 < 1 μm
XYステージ繰り返し精度(1σ) 0.1 μm
一般
外形寸法(W×D×H) 330 x 310 x 340 mm 390 x 350 x 340 mm
パッケージ寸法(W×D×H) 420 x 520 x 420 mm 510 x 510 x 510 mm
重量 20 kg 30 kg
パッケージ重量 25 kg 35 kg
ソフトウェア(デザイン) BEAM Xplorerソフトウェアを含む
KLayout(最もパワフル)
MSペイント/パワーポイント(ラピッドプロトタイピング)
ファイル形式 BMP, PNG, TIFF,GDS
カスタム形状は、ソフトウェアで直接描画することができます。
設備 単相電気入力 (< 200 W)
環境条件 1.特別な環境条件やクリーンルームは必要ない。
2.振動を除き、温度は35℃(±3~4℃)、湿度は70%以下とする。

■本製品・本プレスリリースに関するお問い合わせ
Email:marketing@symphotony.com