ステージコントローラユニット
ステージコントローラーユニットはレーザーマーカーのオプションです。
レーザー光を固定したまま、ワークをXYZ+θステージで動かすことでレーザー加工を行います。これにより、ガルバノミラーでレーザーを走査する方式とは異なり、レンズを通してレーザーを照射します。
製品はステージ、コントローラー、ソフト(光響オリジナルソフト:「XYZステージコントローラー」)のセットとなっています。

ステージコントローラーのメリット
- 精度良く所望の位置に加工が可能
- 任意の間隔で直線加工が可能
- 複数直線の加工開始位置を設定可能
- 加工速度の設定が可能
- 全レーザーマーカー対応(ハンディ、インナーマーカーを除く)
- 対物レンズユニット、短焦点レンズを用いた広範囲の加工可能
- fθレンズより精度良く、かつ極小スポットの加工が可能
- 極微細オプション、短焦点レンズでは加工範囲が狭いが、ステージコントローラユニットでは広範囲の加工が可能
XYZステージコントローラー(光響オリジナルソフト)
ソフトウェアの機能
- 平行線の印字
- 速度設定
- レーザー出力ボタン
- 指定座標への移動
- 座標表示機
→指定の座標から指定の長さの線分を指定の本数、垂直方向の間隔、平行方向のずれにしたがって平行線を印字できます。平行方向へのずれ方は一方向に繰り返すか、行って戻るか選択できる。
→ステージが動き始めるまでの速度、最大速度、加減速にかかる時間、原点復帰の時間を設定可能。
→レーザー照射中にStop Laser、STOP、Enterでレーザー及びステージの停止操作可能。レーザーのみ停止、ステージのみ停止、両方停止の3種類。
→数値で入力した座標へステージ移動可能。相対座標、絶対座標での指定、機械原点への復帰が選択可能。
→現在のステージ位置を表示。

対応ステージ、コントローラの例
![]() 高剛性・精密型自動ステージ / OSMS20-85(XYZ) |
![]() 3軸ステージコントローラ / HSC-103 |