ピエゾアシストモータ

ピエゾアシストモータ
  • ピエゾアシストモータとは大変位(ロングストローク)かつ高分解能、高推力を出力できるモータです。
  • PAM3-6.5及びPAM6-13の出力推力はそれぞれ13N及び29Nです。一方、PAM3-6.5及びPAM6-13の変位量はそれぞれ6.5㎜と13㎜で,分解能はそれぞれ30nm及び25nm以下です。
  • 名刺サイズ以下で小型であるため、簡単に持ち運びすることができ、使用方法もとても簡単。
  • 科学研究及び工業用途のために、設計されたモータであり、下記の用途に適しています。
    • 顕微鏡のスキャニング
    • 高速スループット顕微鏡
    • 高分解能顕微鏡
    • マイクロマニピュレーション
    • バイオテクノロジー
    • 干渉計形状測定
    • マスク/ウエハー位置決め
    • 計測技術
    • ミラーホルダー角度調整
  • 駆動するには、専用のコントローラ(PAMC-104)および専用ソフトをご使用ください。また、専用ケーブル(2m)を付属されています。

*「ピエゾアシスト」、「Piezo Assist」および「PiezoAssist」は有限会社メカノトランスフォーマの登録商標です。

品名 先端形状
PAM3-6.5 フラットタイプ, 3mm, 最小移動量 30nm, 取り付け部 φ6シャンク
PAM6-13 Rタイプ, 6.5mm, 最小移動量 25nm, 取り付け部 φ9.5シャンク
PAMC-104 ピエゾアシストモータコントローラ, 4軸, RS232C通信
PAM-RC100 ピエゾアシストモータコントローラ(リモコン)
PAMC-204 ピエゾアシストモータコントローラ, 4軸, RS485通信, usb
先端形状 移動量 取付シャフト径 アルマイト処理 駆動ドライバー
PAM6-13 フラットタイプ ±6.5mm φ9.5 (M9.5 x 0.5) 有り PAMC-104/ PAMC-204
PAM6-13R Rタイプ ±6.5mm φ9.5 (M9.5 x 0.5) 有り PAMC-104/ PAMC-204
PAM6-13R-C Rタイプ ±3mm φ9.5 (M9.5 x 0.5) 有り PAMC-104/ PAMC-204
PAM6-13R-C2 Rタイプ ±4mm φ9.5 有り PAMC-104/ PAMC-204
先端形状 移動量 取付シャフト径 アルマイト処理 駆動ドライバー
PAM6-13N フラットタイプ ±6.5mm φ9.5 (M9.5 x 0.5) 無し PAMC-104/ PAMC-204
PAM6-13RN Rタイプ ±6.5mm φ9.5 (M9.5 x 0.5) 無し PAMC-104/ PAMC-204
PAM6-13R-CN Rタイプ ±3mm φ9.5 (M9.5 x 0.5) 無し PAMC-104/ PAMC-204
PAM6-13R-C2 Rタイプ ±4mm φ9.5 無し PAMC-104/ PAMC-204
先端形状 移動量 取付シャフト径 アルマイト処理 駆動ドライバー
PAM3-6.5 フラットタイプ ±3mm φ6 有り PAMC-104/ PAMC-204
PAM3-6.5R Rタイプ ±3mm φ6 有り PAMC-104/ PAMC-204
PAM3-6.5R-C1 Rタイプ ±(3mm±0.2) φ5 有り PAMC-104/ PAMC-204
先端形状 移動量 取付シャフト径 アルマイト処理 駆動ドライバー
PAM3-6.5N フラットタイプ ±3mm φ6 無し PAMC-104/ PAMC-204
PAM3-6.5RN Rタイプ ±3mm φ6 無し PAMC-104/ PAMC-204
PAM3-6.5R-C1N Rタイプ ±(3mm±0.2) φ5 無し PAMC-104/ PAMC-204

# PAMの型番決め方
PAMの型番決め方

ピエゾアシストモータの動作原理

ピエゾアシストモータの動作原理

ピエゾアシストモータは、ハウジング内のピエゾ慣性回転機構によりネジ軸を回転し、ネジ軸方向に推力と変位を発生します。

図2のピエゾ慣性回転機構原理図に於いて、回転子はネジ軸と一体で慣性モーメント(回転ノブなど)に接続されており、回転子と 接触子間には所要の静摩擦力を持たせる様に圧力(非表示)が印加されています。図2のように圧電素子が伸びると、接触子A,Bは図2のように相対動作します。この接触子A,Bの相対動作の加速度によって慣性モーメントに生じる回転運動の加速度による発生力が、回転子 と接触子間の静摩擦力以下である場合には、回転子は回転運動を起こし、静摩擦力以上である場合には、回転子と接触子間にはすべりを生じます。

用途

(PAM6-13の応用例)ステージ(40×40□、60×60□)に取り付ける。

  • 顕微鏡のスキャニング
  • 高速スループット顕微鏡
  • 高分解能顕微鏡
  • マイクロマニピュレーション
  • バイオテクノロジー
  • 干渉計形状測定
  • マスク/ウエハー位置決め
  • 計測技術
  • ミラーホルダー角度調整

ピエゾアシストモータの動作事例

図1、図2は、この装置を用いて、駆動周波数1Hz及び5Hzで40パルス駆動したときの 変位vs時間特性です。
図1は正回転、図2は逆回転の場合です。

  • 1Hzでは、10~16nm/pulseの階段状変位になり、5Hzでは滑らかに変位しています。
  • 40パルスに対する変位量は、1Hz 5Hzともに、正回転では 480nm(平均 12nm/pulse、逆回転では 520nm(平均 13nm/pulse)になっています。

ピエゾアシストモータの動作事例

ピエゾアシストモータの応用例(ミラーホルダー角度調整)

ピエゾアシストモータの応用例
  • ナノメートル単位の超精細な分解能
  • 電源無供給でも位置を保持
  • 可動角度範囲は±3.5°(≒ ± 61mrad)
  • 1.6 μrad ずつ超精細に調整可能(7万段階以上)