フィンランド・Ampliconyx社製「ゲインモジュール」及び「グリーン・ピコ秒レーザー」を取り扱い開始

 当社では、フィンランド南部に本社を構える「Ampliconyx社」製品の取り扱いを開始いたしました。
同社は、フィンランド・タンペレ工科大学のスピンオフ企業として2016年に設立。超短パルスレーザー技術を用いた「微細加工」及び「物質加工」を中心とするファイバーレーザー技術普及を自社ミッションに位置づけ、各種製品を開発しています。

 

①ゲインモジュール(TGModule C):
堅牢なアルミニウム筐体内に光学部品を内蔵する「増幅モジュール」です。同社がパテントを持つ「偏波保持イッテリビウムドープテーパードダブルクラッドファイバ(T-DCF)」を備え、大型モード・エリアをカバー、稼働中の温度管理が容易、等の特徴があります。

「励起レーザーダイオード」及び「シードソース(種光)」に接続して用い、航空・宇宙、各種産業分野の研究・開発用途での利用が想定されます。

(製品イメージ)


②グリーン・ピコ秒レーザー:
50(又は100)ps/90 pm/1 μJのパルス幅及び1 MHzの繰返し周波数の特徴を持つポータブル型のグリーンレーザーです。中出力域での高い時間分解能とスペクトル分解能が必要な用途向け製品で、ラマンスペクトル、微細加工、材料・物質加工分野での利用が想定されます。

(製品イメージ)

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