目次
- 導入編:各種レーザー 媒質による分類
- 導入編:レーザーの用途
- 01 レーザーとは:レーザーの特徴1〜4
- 02 レーザーとは:発振動作とパラメーター
- 03 レーザーの基礎原理:パラメーター準位_光の吸収と放出
- 04 レーザーの基礎原理:利得と反転分布
- 05 レーザーの基礎原理:3準位系と4準位系
- 06 レーザーの基礎原理:スぺクトル線の広がり
- 07 レーザーの発振特性:概論
- 08 レーザーの発振特性:共振条件
- 09 レーザーの発振特性:発振条件
- 10 レーザーの発振特性:励起の強さと利得の変化
- 11 レーザーの発振特性:レーザー発振閾値とスロープ効率
- 12 レーザーの発振特性:発振スペクトル
- 13 レーザーの発振特性:パルスレーザー
レーザー入門教育セミナー
導入編:各種レーザー 媒質による分類
レーザー媒質には物質の状態によりスライドの左から気体・液体・固体・半導体による分類ができます。
気体レーザーは炭酸ガス、貴ガスまたは貴ガスイオン、励起状態で不安定な分子のエキシマ分子があります。
液体レーザーは色素レーザーともよばれ、色素分子をアルコール系溶媒で溶かした媒質、固体レーザーでは希土類イオンが添加された結晶やガラスがあります。
半導体レーザーは物質の状態では固体に分類されますが、レーザー発振がnp接合面でなされ、メカニズムが異なるため、一般的には固体レーザーと区別されています。
導入編:レーザーの用途
今回はレーザーの用途として、光ファイバー、ブルーレイ機器、空中ディスプレイ、ライダー、光格子時計の5つご紹介しました。
レーザー用途のほんの一部ですが、レーザーは情報伝送、情報記録・再生、情報入力、光センサ、重力測定器など身近なものから、研究開発中のものに至るまで様々な製品、研究分野に活用されています。
01 レーザーとは:レーザーの特徴1〜4
02 レーザーとは:発振動作とパラメーター
03 レーザーの基礎原理:パラメーター準位_光の吸収と放出
04 レーザーの基礎原理:利得と反転分布
05 レーザーの基礎原理:3準位系と4準位系
06 レーザーの基礎原理:スぺクトル線の広がり
07 レーザーの発振特性:概論
08 レーザーの発振特性:共振条件
レーザーの基礎 レーザーの発振特性 共振条件と題してお話しします。
レーザーの光の強度が高くなるためには、光共振器内の2枚の鏡の間で閉じ込められた反射光の位相差をなくして位相を一致させ、振幅を大きくする必要があります。
波の山どうし谷どうしが重なり位相が一致すると、●定在波または定常波という特殊な波が発生します。
今回は共振条件を深掘りし、この定在波を作り出す条件についてお話しします。
器内でレーザー光を強度を強める共振条件は、kを伝搬定数、Δkを波数変化、エルを共振器内の長さ、mを1から続く任意の数とすると、2(k+Δk)エル=2πmの関係式を満たす場合です。
このときの光は定在波として存在しており、振動数ニューmを中心とした縦モードと呼ばれるスペクトルとなります。
09 レーザーの発振特性:発振条件
レーザーの基礎 レーザーの発振特性 共振条件と題してお話しします。
レーザー発振器は、励起源、レーザー媒質、光共振器で構成されており、光共振器は全反射ミラーと出力ミラーという2種類の鏡の間で、光は共振され増幅されます。
そして増幅された光は、出力ミラーから一部、透過した光が出力されます、これをレーザー発振といいます。
今回はレーザー光の発振条件とは何かについてお話しします。
レーザー光の発振条件は、透過する光を補うようにレーザー内部で光を増幅する必要があり、損失と利得が釣り合う状態です。
全反射ミラーと出力ミラーの電界に対する反射率をそれぞれr1、r2、利得ガンマ、光の吸収係数α、共振器長さをエルとしたとき
r1,r2、exp(ガンマーα)エル=1
で表されます。
そしてこれを満たすときの利得をレーザー発振しきい値における利得係数といい、一部の限定されたモードで発振できます。
10 レーザーの発振特性:励起の強さと利得の変化
レーザーの基礎 レーザーの発振特性 励起の強さと利得の変化について解説します。
利得とは、増幅率あるいはゲインともいい、増幅の能力を表すレーザーにおける重要なパラメータです。
利得は増幅器への入射光の強度に対する、出力光の強度の比として一般的に表されます。
レーザー光における光の強度の増幅は、光の誘導放出によるもので、その利得は誘導放出断面積シグマ、基底状態と励起状態それぞれの原子分布密度差に関係します。
ここで、N2とは励起状態の原子の数、N1は基底状態の原子分布密度、それぞれの原子の数に相当します。
もし基底状態の原子数の方が、励起状態の原子数よりも多い場合、利得はマイナスの値となってしまい、増幅はしません。
誘導放出による光の増幅は、γがプラスの値となる、つまり基底状態より励起状態の原子の数が上回っている必要があります。
しかし、これまで増幅器内または共振器内の光の強さが利得とどのような影響を与えるかは語られていませんでした。
励起の強さや光の強さとの関係はどのようになっているか?
レーザー発振において、共振器内の光の強度は、利得によってどんどん強くなっていくのでしょうか?
これを理解するためには、光の強度について改めて考えていきたいと思います。
11 レーザーの発振特性:レーザー発振閾値とスロープ効率
12 レーザーの発振特性:発振スペクトル
13 レーザーの発振特性:パルスレーザー
レーザーの基礎 レーザーの発振特性 パルスレーザーと題してお送りします。
レーザーの発振の仕方は大きく分けて連続波発振(CW:Continuous Wave Operation)とパルス発振の2つがあり、それぞれCWレーザー、パルスレーザーとよびます。
連続波発振はレーザーが連続的に発振し、パルス発振はレーザーが断続的に発振するものです。
これについては、レーザー基礎:発振動作とパラメーターの動画でもお話しした内容です。
パルス発振では、レーザー光を断続的に出力している時間のパルス幅を持ち、直接変調法、外部変調法、Qスイッチ法およびモード同期法またはモードロック法に分けることができます。
各発振法のパルス幅は、マイクロ秒、ナノ秒、ピコ秒、フェムト秒と時間スケールが異なります。
最先端のパルスレーザーでは、特にピコ秒、フェムト秒レーザーでの時間スケールは、私たちが想像を超えるほどに短い一瞬の時間です。
パルス幅の間隔がどれほど短いかをイメージするために、ここで時間をさかのぼる旅に出てみたいと思います。
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