ファイバーレーザーの構成(バルク or 全ファイバー)

バルク型と全ファイバー型

ファイバーレーザーの構成は大きく分類すると、自由空間光学系を含むバルク(空間)型ファイバーレーザーと自由空間光学系を含まない全ファイバー型ファイバーレーザーのものに大別される。

バルク型ファイバーレーザー

バルク型ファイバーレーザーとは光学配置の一部で光をファイバーの外部に出しバルク型光学素子で処理をした後、再度光ファイバーに入射させて構成されるファイバーレーザーである。

この方法では、レンズ、ミラー及び回折格子等の個 別の素子でデバイスを容易に組み立てることができるが、単一(シングル)モードファイバーのコア径は数μm と小さいため、軸合わせが難しい。更に機械的・熱的変動や空気擾乱等による波面収差が発生するといった問題点もある。

全ファイバー型ファイバーレーザー

全ファイバー型ファイバーレーザーとは光をファイバーの外部に出すことなく、ファイバー中で光制御処理ができる構成のファイバーレーザーである。光軸合わせが不必要で結合損失が小さく、伝送用ファイバーとの結合整合性もよい。